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「Far Cry 6」などに最適化した「Radeon Software Adrenalin 21.10.1」がリリース
本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,10月7日発売予定の「Far Cry 6」への最適化を行ったドライバだ。
AMDによると,前バージョンにあたる「Rad
また,Adrenalin 21.10.1では,「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)の「パッチ14.1」に組み込まれたDirectX 12モードへの最適化も行われたとのこと。こちらは16GB版のRadeon RX 6800 XTを使って4K解像度グラフィックス品質「Ultra」のときに,Adrenalin 21.9.2比で最大11%の性能向上を実現したそうだ。
そのほかにもAdrenalin 21.10.1では,「Battlefield 2042」のオープβテストや,「NARAKA: BLADEPOINT」に対応しているそうだ。これらはとくに性能向上を謳っていないので,AMDが動作を確認したという理解でいいだろう。
なお,Adrenalin 21.10.1では,公式サイトに「Windows 11」の選択が追加された。Radeon Softwareは,すでに2021年9月リリースの「Rad
AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,Adrenalin 21.10.1を導入してみるといいだろう。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 21.10.1の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 21.10.1の対応APU
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon Mobile Pro ces sors with Radeon Vega Graphics - Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon PRO Mobile Proces sors with Radeon Vega Graphics
●Adrenalin 21.10.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 21.9.2)
- Display Driver Version:21.30.25.01-210929a-372232C
-Rad eon Soft ware (←21 .30 .17 .05 -210 917a -371 814E -Rad eon Soft ware) - Radeon Settings:2021.0929.0048.1438(←2021.0917.1209.21867)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01510
- OpenGL:29.20.11000.14761
- OpenCL:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.21
- Vulkan Driver:2.0.198
- Vulkan API:1.2.188
●Adrenalin 21.10.1おける最適化
- 「Far Cry 6」への最適化
- PUBGのDirectX 12モードへの最適化
●Adrenalin 21.10.1における新要素
- 「NARAKA: BLADEPOINT」「Battlefield 2042」(オープンβ)に対応
- Windows 11正式版に対応
●Adrenalin 21.10.1で解決した問題
- Radeon RX 6700 XTなど一部のAMD製GPUで「Horizon Zero Dawn」を長時間プレイすると,処理に時間がかかったりゲームのクラッシュが発生したりすることのあった問題
- Radeon RX 500シリーズなど一部のAMD製グラフィックス製品で,ゲームとストリーミングの動画再生を同時に実行しているときに,ドライバのタイムアウトが発生することのあった問題
- 2台以上のディスプレイが接続されているPCの一部で,アイドル時のGPUメモリクロックが想定より高くなることのあった問題
- Radeon RX 6700 XTなど一部のAMD製GPUで「The Medium」をプレイすると,ドライバのタイムアウトが生じることのあった問題
- GPUの負荷が最大になったときにRadeon Softwareが実際よりも大きいGPUの消費電力を報告することのあった問題
- 「Wreckfest」または「Arma 3」プレイ中に葉の描画が乱れることのあった問題
●Adrenalin 21.10.1における既知の問題
- 「Open Broadcaster Software」で録画を終了したあとでアプリケーションを終了させても,バックグラウンドで録画し続けることがある
- 複数のディスプレイを拡張モードで接続して,PUBGなどのDirectX 11タイトルをプレイすると,Radeon Softwareがクラッシュしたり応答がなくなることがある
- 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
- 「AMD Link」のストリーミングにおいて,インターネットを介して接続したときにHEVCコーデックを使用すると,断続的に映像フレームが壊れることがある。この問題はAVCコーデックを用いることで回避できる
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AMD Software
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