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「Dying Light 2」に対応した「Radeon Software Adrenalin 22.2.1」がリリース
本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,新作タイトルや新しいVulkan APIへの対応が行われているドライバだ。
Adrenalin 22.2.1が対応した新作タイトルは,オープンワールド型アクションRPG「Dying Light 2 Stay Human」だ。また,新作ではないがMMORPGの「LOST ARK」も対応タイトルに挙げられている。どちらも性能の向上は謳っていないので,AMDが動作を確認したという理解で良さそうだ。
そのほかにもAdrenalin 22.2.1では,1月末にKhronos Groupが発表した「Vulkan 1.3およびロードマップ2022」への対応が行われている(関連リンク)。Vulkan 1.3は,これまで拡張機能に位置づけられていた「Dynamic Rendering」といった機能をコア機能に統合したVulkanの最新版で,これによりVulkan対応デバイスの互換性が高まると期待できる。
一方,ロードマップ2022は,既存または今後登場するであろう新GPUへの対応を視野に入れた拡張という位置づけになっている。AMDは「Vulkan 1.3およびロードマップ2022」への対応をいち早く表明していたので,それをAdre
AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 22.2.1の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 22.2.1の対応APU
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
●Adrenalin 22.2.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 22.1.2)
- Display Driver Version:21.40.23.07-220125a-376
255E -Rad eon Soft ware (←21.40 .23.03 -220 118a -375 709E -Rad eon Soft ware) - Radeon Settings:2022.0125.2127.38616(←2022.0118.0100.1808)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01515
- OpenGL:29.20.11000.14802
- OpenCL:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.23
- Vulkan Driver:2.0.213(←2.0.204)
- Vulkan API:1.3.203(←1.2.196)
●Adrenalin 22.2.1おける最適化
- 記載なし
●Adrenalin 22.2.1における新要素
- 「Dying Light 2 Stay Human」「Lost Ark」に対応
- Vulkan 1.3およびロードマップ2022に対応。詳細はリンク先を参照
●Adrenalin 22.2.1で解決した問題
- Radeon RX 6700 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品でFortniteのDirectX 12モードをプレイすると,キャラクタの周りに色の点滅が生じることのあった問題
●Adrenalin 22.2.1における既知の問題
- Radeon RX 570など一部のAMD製グラフィックス製品で「Cyberpunk 2077」をプレイすると,室内がより暗く見える問題が生じることがある
- Radeon RX 6900 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で「God of War」をプレイすると,フレームレートが低かったり,表示のカクつきが生じたりすることがある
- 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
- 関連タイトル:
AMD Software
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