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Razer製左手用キーパッド「Orbweaver」が3月1日に国内発売。液晶タッチパッド搭載のキーボード「DeathStalker Ultimate」も
Razer DeathStalker Ultimate |
Razer DeathStalker |
Razer Orbweaver
まずメインキーボード部には,カスタマイズ可能な5×4のキーを搭載。キー数が16個だったRazer Nostromoに対して,足りないという不満の声が,少なくない数のユーザーから挙がっていたことを踏まえると,4キー増えたのは歓迎できる変更点である。
キースイッチには,いわゆる“Cherry青軸”が採用されており,耐久面が向上しているのもポイント。押下圧は50gに設定されているとのことだ。
左手用キーパッドで1万5000円弱という価格は,なかなかに値が張るものの,キー周りの変更点から,Razerのやろうとしたことは理解できる。
なお,ちょうど親指を置くあたりに,8方向に入力できるスティック「8-way directional thumb-pad」が配置されているのは,Razer Nostromoを踏襲する仕様といえそうだ。[Shift][Alt][Ctrl]キーといった修飾キーとしての利用が想定されているボタンを8-way directional thumb-padの周辺に2個用意しているのも,従来製品から変わっていない。
なお,スティックが搭載されている部分と本体手前側のパームレストは,メインキーボード部とは分かれており,それぞれ位置や傾きを調整可能だ。これにより,手首や指にかかる負担を軽減できることもアピールされている。
Razer DeathStalker Ultimate,Razer DeathStalker
Razer DeathStalker Ultimateは,筐体右側に4.05インチサイズの液晶タッチパッド,そしてその上に10個の液晶パネル搭載キーを備えるワイヤードキーボードだ。
液晶タッチパッドをどのように使うのかは,BRZRK氏がコメントを入れながら触ってみた直撮りムービーを確認してほしいが,ジェスチャー操作で補助入力機器として利用できるほか,YouTubeやFacebook,Twitter,Gmailのクライアントを呼び出して,ゲームプレイ中に脇で表示させておくなど,さまざまに利用できるというのが最大の特徴である。ちなみに,液晶タッチパッド上でFacebookやTwitterは日本語表示が可能だが,日本語入力には対応していないとのこと。
また,10個の液晶パネル搭載キーは,機能の割り当てだけでなく,表示内容もカスタマイズできるようになっているという。
メインキーボード部は,右側に液晶タッチパッドを搭載する都合上,テンキーレス仕様となっている。各キーのキートップは海外で「チクレット」(≒板ガム)と呼ばれる薄型タイプで,ロールオーバーは10キー仕様だ。
下位モデルのRazer DeathStalkerは,Razer DeathStalker Ultimateから液晶タッチパッドと液晶パネル搭載キーを廃し,その代わりにテンキーを搭載したモデルとなる。最大の特徴がなくなったことで,「DeathStalkerとは何なのか……」と思わないでもないが,薄型キー採用のフルキーボードと考えると,これはこれで需要があるかもしれない。
「Razer Orbweaver」製品情報ページ
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