ニュース
Razer,小型の外付けビデオキャプチャボックス「Ripsaw HD」を発表。4K/60fps映像のパススルー出力に対応
Ripsaw HDは,2016年に登場した外付けキャプチャボックス「Razer Ripsaw」(以下,Ripsaw)の後継となる製品だ。Ripsaw HDは,Ripsaw譲りの薄くて小さな筐体に,ビデオ入力インタフェースとしてHDMI 2.0 Type Aを採用し,最大で1080p/60fpsの非圧縮映像をキャプチャ可能なのがポイントである。ハードウェアエンコーダは内蔵しておらず,エンコード処理はPC側で行うことになる。
1080p/60fpsでの録画は,初代Ripsawでも可能であった。では,Ripsaw HDではなにが新しくなったのかと言うと,4K映像のパススルー出力が可能になったことにある。4K映像のキャプチャに対応しないのは残念だが,4K映像出力が可能なPCやゲーム機Cと4K解像度のディスプレイやテレビを組み合わせる環境に導入しやすくなったというのは評価できるだろう。
1080p/60fps対応の外付けキャプチャボックスは,すでに珍しくないジャンルであるが,Razer製品という点に惹かれる人もいるのではないだろうか。
●Ripsaw HDの主なスペック
- 基本仕様:USB 3.0接続,PC側ストレージ利用
- 録画対応プラットフォーム:PlayStation 4,Xbox One,Nintendo Switch
- 操作用インタフェース:未公開
- エンコーダ:ソフトウェアによる
- 最大入力解像度/フレームレート:2160p/60fps
- 最大パススルー出力解像度/フレームレート:2160p/60fps
- 最大録画解像度/フレームレート:1080p/60fps
- 録画形式:未公開(※非圧縮対応)
- 入力インタフェース:HDMI 2.0 Type A×1,3.5mmミニピン×2(マイク入力,AUX入力)
- 出力インタフェース:HDMI Type A×1(※パススルー用)
- PC接続用インタフェース:USB 3.0 Type-C
- 公称本体サイズ:未公開
- 公称本体重量:未公開
- 主な付属品:USB 3.0 Type-Cケーブル,HDMI 2.0ケーブル,3.5mmミニピンサウンドケーブル
- CPU要件:未公開
- メインメモリ容量要件:未公開
- GPU要件:未公開
- OS要件:未公開
- 対応キャプチャソフト,サービス:Open Broadcaster Software,XSplit,Streamlabs,Mixer,Twitch,YouTube
- 直販価格:159.99ドル(税別)
RazerのRipsaw HD製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
Razer
- この記事のURL:
Copyright (C) 2023 Razer Inc. All rights reserved