お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2019/02/05 17:49

ニュース

Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表

 北米時間2019年2月5日,Logitech International(日本ではロジクール)のゲーマー向け製品ブランドであるLogitech G(日本ではLogicool G)は,ゲーマー向けヘッドセット4製品,

  • G935 7.1 LIGHTSYNC Wireless Gaming Headset(以下,G935)
  • G635 7.1 LIGHTSYNC Gaming Headset(以下,G635)
  • G432 7.1 Surround Gaming Headset(以下,G432)
  • G332 Stereo Gaming Headset(以下,G332)

を2月中に世界市場で発売すると発表した。北米市場におけるメーカー想定売価は順に169.99ドル,139.99ドル,79.99ドル,59.99ドル(いずれも税別)だ。現在のところ,国内展開については明らかになっていない。

左から順にG935,G635,G432,G332
画像集 No.002のサムネイル画像 / Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表

 新ラインナップにおける最大の特徴は,ワイヤレス&ワイヤード両対応のG935とワイヤード対応のG635で,独自開発となるスピーカードライバー「Pro-G」の第2世代モデルで,直径が10mm大きな50mmとなった「Pro-G 50mm」を採用した点にある。また,G935とG635,G432の3モデルでは「DTS Headphone:X 2.0」に対応したのと,4モデルすべてで4極3.5mmミニピンケーブルによるアナログ接続に対応しており,2chステレオ出力対応ヘッドセットとしてはPlayStation 4(以下,PS4)やXbox One,Nintendo Switch(以下,Switch),そしてアナログヘッドセット接続が可能なモバイルデバイスで使えるというのが見どころだ。

 Logitech Gは,上位2モデルを「ゲームシステム向けに究極の音と照明機能を提供するヘッドセット」(The Ultimate Sound and Lighting for Your Battlestation),下位2モデルを「バトルロイヤル向けの完璧なヘッドセット」(The Perfect Battle Royale Headsets)とそれぞれ位置づけているが,ともあれ以下,各製品の特徴について簡単に紹介していこう。


G935


 2015年に登場した「G933 Artemis Spectrum Wireless Surround Gaming Headset」(以下,G933)の後継モデルとなるG935は,G933のデザインを継承しつつ,先述した新要素を取り込んだ製品となっている。一方,G933が採用していたバーチャルサラウンドサウンド機能「Dolby Audio」についての記述は製品情報ページにないので,省略になった可能性が高い。

G935の外観は前モデルのG933を踏襲しており,操作系は左耳用エンクロージャ部にまとまっている
画像集 No.003のサムネイル画像 / Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表

 なおG935は,Logitech Gの統合設定ソフトである「Logitech G HUB」(以下,G HUB)に対応している。G HUBを用いることで,左エンクロージャ部にある[G1〜G3]ボタンの機能をカスタマイズしたり,LIGHTSYNC対応となるGロゴおよびエンクロージャ側面部のLEDイルミネーションをカスタマイズしたりできる点も,G933との違いと言えそうだ。


G635


 今回発表となった4モデル中,ワイヤード接続専用ヘッドセットの最上位モデルとなるG635は,やはり2015年に登場した「G633 Artemis Spectrum Surround Gaming Headset」(以下,G633)の後継モデルであり,基本的にG935からワイヤレス機能を省略したものという理解でいい。Dolby Audioの省略や,G HUBによるカスタマイズ機能の採用も同様である。

G635はG935からワイヤレス機能を省略した製品だ
画像集 No.004のサムネイル画像 / Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表


G432


 G935とG635が,いずれも従来機種の正当後継モデルというべき製品なのに対して,G432は少々変わった位置付けの製品だ。G400番台のヘッドセットには,2017年に登場した「G433 7.1 Wired Surround Gaming Headset」(以下,G433)という製品があるのだが,G432はそれよりも型番が1つ小さい。外観もG433ではなく,2013年に登場した「G430 Surround Sound Gaming Headset」(以下,G430)に近いものだ。

G432の外観は,2013年モデルのG430に近いが,左耳用エンクロージャに音量調整ダイヤルを搭載しており,これが分かりやすい違いになっている
画像集 No.005のサムネイル画像 / Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表

 また,G433は40mm径の第1世代Pro-Gドライバーを採用していたのに対し,G432が搭載するのは「50mm径のスピーカードライバー」とのことだ。Pro-Gではないようで,ひょっとするとこのあたりが,世代を示す(はず)の下一桁で型番がまき戻っている理由かもしれない。
 それでは,G432はG430に先祖返りしただけなのかというと,当然そんなことはなく,前述のとおり,バーチャルサラウンドサウンド機能はG433のDTS Headphone:X対応から今回DTS Headphone:X 2.0対応となっている。

 無銘(?)の50mm径ドライバーがPro-G 50mmとどれだけ違う音か次第ではあるが,比較的安価にDTS Headphone:X 2.0を利用できるゲーマー向けヘッドセットとして注目を集めるかもしれない。


G332


 外観や価格からして,2016年に登場した「G231 Prodigy Gaming Headset」の後継モデル的位置付けの製品というのが,G332の立ち位置と言えそうだ。
 主な仕様やスペックを見る限り,G432からサラウンドサウンド機能やUSB接続機能を省略したものといったところである。

G332。イヤーパッドの周囲や内部が赤色であるのを除けば,見た目はG432とそっくりだ
画像集 No.006のサムネイル画像 / Logitech G,第2世代Pro-Gドライバー搭載の「G935」「G635」などゲーマー向けヘッドセット4製品を発表

 いずれにしても,第2世代Pro-GドライバーとDTS Headphone:X 2.0を組み合わせたG935とG635は,Logitech Gのヘッドセット上位モデルというに相応しい仕様の製品であり,機能や音質が前モデルからどれくらい向上しているのかが気になる人も多いだろう。国内での展開が今から楽しみだ。

関連記事

Logicool Gのゲーマー向けヘッドセット4製品が2月26日に国内発売。上位モデルは第2世代Pro-Gドライバー採用

Logicool Gのゲーマー向けヘッドセット4製品が2月26日に国内発売。上位モデルは第2世代Pro-Gドライバー採用

 2019年2月6日,ロジクールは,同社の展開するゲーマー向け製品ブランド「Logicool G」の新製品となるゲーマー向けヘッドセット4製品「G933s」「G633s」「G431」「G331」を2月26日に国内発売すると発表した。世界市場向けモデルと製品名は微妙に異なるが,上位2モデルが新世代Pro-Gドライバーを採用するなど,仕様は共通だ。

[2019/02/06 13:56]

●表1 G935およびG635の主なスペック
G935 G635
基本仕様 ワイヤレス,アナログ接続両対応タイプ,密閉型エンクロージャ採用 USB,アナログ接続両対応タイプ,密閉型エンクロージャ採用
公称本体サイズ 195(W)×87(D)×188(H)mm 195(W)×87(D)×188(H)mm
公称本体重量 約379g(※ケーブル含まず) 約344g(※ケーブル含まず)
公称ケーブル長 約2m(USBケーブル),約1.5m(3.5mmミニピンケーブル) 約2.8m(USBケーブル),約1.5m(3.5mmミニピンケーブル)
接続インタフェース USB(※充電用),4極3.5mmミニピン×1 USB,4極3.5mmミニピン×1
搭載ボタン/スイッチ 電源スイッチ,「G-key」×3,マイクミュートボタン×1,音量調整ダイヤル×1 USB/アナログ接続切り替えスイッチ×1,「G-key」×3,マイクミュートボタン×1,音量調整ダイヤル×1
主な付属品 未公開 未公開
対応ハードウェア PC,Mac,Chrome OS,PS4,Xbox One,Switch,アナログ接続対応モバイルデバイスなど PC,Mac,PS4,Xbox One,Switch,アナログ接続対応モバイルデバイスなど
バッテリー駆動時間 LED点灯時:最大約8時間,LED消灯時:最大約12時間
保証期間 2年間 2年間
価格 169.99ドル(税別) 139.99ドル(税別)
ヘッドフォン部
周波数特性 20Hz〜22kHz 20Hz〜22kHz
インピーダンス 39Ω 39Ω
出力音圧レベル 93dB(SPL/mW) 93dB(SPL/mW)
スピーカードライバー Pro-G 50mm Pro-G 50mm
マイク部
方式 未公開 未公開
周波数特性 100Hz〜10kHz 100Hz〜10kHz
感度 未公開 未公開
インピーダンス 未公開 未公開
S/N比 未公開 未公開
指向性 単一指向性 単一指向性
ノイズキャンセリング機能 あり あり

●表2 G432およびG332の主なスペック
G432 G332
基本仕様 USB,アナログ接続両対応タイプ,密閉型エンクロージャ採用 アナログ接続タイプ,密閉型エンクロージャ採用
公称本体サイズ 182(W)×81.7(D)×172(H)mm 182(W)×81.7(D)×172(H)mm
公称本体重量 約259g(※ケーブル含まず) 約259g(※ケーブル含まず)
公称ケーブル長 約2m(※ケーブルの種類は未公開) 約2m
接続インタフェース USB,4極3.5mmミニピン×1 4極3.5mmミニピン×1
搭載ボタン/スイッチ 音量調整ダイヤル×1 音量調整ダイヤル×1
主な付属品 未公開 未公開
対応ハードウェア PC,Mac,Chrome OS,PS4,Xbox One,Switch,アナログ接続対応モバイルデバイスなど PC,Mac,PS4,Xbox One,Switch,アナログ接続対応モバイルデバイスなど
保証期間 2年間 2年間
価格 79.99ドル(税別) 59.99ドル(税別)
ヘッドフォン部
周波数特性 20Hz〜22kHz 20Hz〜22kHz
インピーダンス 39Ω 39Ω
出力音圧レベル 107dB(SPL/mW) 107dB(SPL/mW)
スピーカードライバー 50mm径(※詳細未公開) 50mm径(※詳細未公開)
マイク部
方式 未公開 未公開
周波数特性 100Hz〜20kHz 100Hz〜20kHz
感度 未公開 未公開
インピーダンス 未公開 未公開
S/N比 未公開 未公開
指向性 単一指向性 単一指向性
ノイズキャンセリング機能 未公開 未公開

Logitech Gの当該プレスリリース(英語)

Logitech G日本語公式Webサイト


  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月19日〜04月20日