Steam，検索性とパーソナライズ性の向上を目指した大規模アップデートを実施

　デジタル配信サービス「Steam」を運営するValveは本日（2022年9月8日），Steamのアップデートを実施したと発表した。

新しいタグ、ジャンルやカテゴリーページで、自分にぴったりの購入体験

　ストア全体にわたる，さまざまなタグやジャンル，カテゴリー，テーマ別の閲覧ページなどを大幅にアップデートするもので，検索性の向上が大きな目的になっている。「マルチプレイヤー」といった一般的なカテゴリや，「宇宙」などのテーマ，また「アクションローグライク」といった具体的なジャンルなど，新しいハブでは，それぞれを深く探索できる。関連するサブカテゴリーを分かりやすく表示するため，システムを手作業で構築したとのこと。

　それぞれのプレイヤーにふさわしいパーソナライズも向上しており，ハブのコンテンツは，プレイ履歴やフレンドネットワーク，フォローしている開発者，ウィッシュリストの製品などに基づいて，おすすめのタイトルや新作を表示するという。

　販売中のゲーム数が5万を超え，年間に約1000タイトルが追加されるSteamでは，発売された新作の情報がユーザーに届かないという，検索性に関わる問題が以前からクローズアップされていた。今回のアップデートはそれに対応するもので，Steamラボで数か月にわたるテストを経て実装されたものだ。
　詳しくは，Steamのニュースページをチェックしてほしい。