Steam「2022年11月のトップリリース」を発表。「ソニックフロンティア」「タクティクスオウガ リボーン」などがランク入り

　「ウインターセール」の開幕が日本時間2022年12月23日に迫るValveのデジタル配信サービス「Steam」だが，このたび「2022年11月のトップリリース」が発表された。

Steam「2022年11月のトップリリース」

　毎月恒例のこの「トップリリース」は，2022年11月の売上上位＆最もプレイされたタイトルを発表するもので，発売後，最初の2週間の収益に基づいて上位20タイトル（および上位5つのDLC）が選出されている。また，無料でプレイできるタイトルは，発売後に獲得したユニークプレイヤーの合計に基づいて選ばれる。


　今回は「11月のトップ20」と「トップ無料プレイ」「トップDLC」のほか，付けられたタグに基づく「物語性」「協力プレイ体験」といったカテゴリに分けて上位タイトルが発表されているが，「トップ無料プレイ」が獲得プレイヤー順である以外，各カテゴリのタイトルの並びは順不同で，「11月の収益トップタイトルはこれでした！」と書けないのが惜しいところだ。

　Steamのコメントでは，時節柄「Football Manager 2023」のランク入りが取り上げられている。Sports Interactiveが開発し，SEGAがリリースした「Football Manager」シリーズの最新作は，「FIFA」シリーズのように，選手を直接動かすゲームではなく，サッカークラブのマネジメントを行うシミュレーションで，Steamのユーザーレビューでは高評価を得ている。日本語には対応していないものの，定番タイトルとして安定した人気を誇っている。


　また，リマスター版の「Crysis 2」と「Crysis 3」が揃ってランク入りしているのも興味深い。もともとハイエンドグラフィックスを売りにしたシリーズで，最新技術に対応したリマスター版では，さらに高画質になっている。リマスター版では，いずれもマルチプレイがオミットされているが，日本語に対応しているのも嬉しいところだろう。

　日本生まれのタイトルとしては，「ソニックフロンティア」と「タクティクスオウガ リボーン」「ハーヴェステラ」がランク入りしている。詳しくは，Steamの発表ページをチェックしてほしい。