イベント
プロチーム「令和ゲーミング」の初陣が披露された「スポンサード契約発表会&ファンミーティング」レポート。R6Sで「SCARZ」「父ノ背中」と激戦を繰り広げる
令和ゲーミングは,「レンボーシックス シージ」(PC / PS4 / Xbox One)(以下,R6S)の競技プレイヤーである5名に,3名のストリーマーを加えて2019年9月に結成されたプロチームだ。同イベントでは,この令和ゲーミングについてのさまざまなアナウンスが行われたほか,同じくプロチームである「SCARZ」と「父ノ背中」を招いてR6Sによるエキシビションマッチが実施された。本稿ではこの模様をレポートする。
「令和ゲーミング」公式サイト
「LEVEL∞」公式サイト
「令和ゲーミング」スポンサード契約発表会
イベントでは,まず令和ゲーミングのメンバー8名が改めて紹介されるとともに,同チームの代表でありストリーマー部門に所属する017_Reinaさん,スポンサーを務めるユニットコムの石田雅人氏が登壇。スポンサード契約の調印式が行われた。
続いて日本AMDの佐藤美明氏,ユービーアイソフトの宮田幸子氏が登壇。佐藤氏はLEVEL∞の令和ゲーミングコラボPCの紹介を行い,同製品に搭載される「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」の性能をアピールした。また宮田氏からは,いまだ右肩上がりで拡大を続けているR6Sの競技シーンについて,来場者に説明が行われた。
日本AMD ジャパンマーケティング本部 マーケティングスペシャリストの佐藤美明氏 |
ユービーアイソフト,eスポーツシニアマネージャーの宮田幸子氏 |
令和ゲーミング船出の一戦。SCARZ,父ノ背中との三つ巴エキシビションマッチ
メディア向けの契約発表会のあとは,一般観覧者を招いたR6Sのエキシビションマッチが行われた。令和ゲーミングのプロ選手5名のほか,すでにプロチームとして活動している2チーム――SCARZ,父ノ背中も参加し,3チームによる総当たり戦がスタートとなった。
SCARZの面々 |
父ノ背中の面々 |
令和ゲーミング初の試合となった1試合目は,SCARZとの対戦だ。
開始早々3ラウンドを先取される厳しい立ち上がりの令和ゲーミングだったが,第4ラウンドで初のファーストブラッドを取ると,そのままラウンドを奪取する。続く5,6ラウンドも連取して,攻守が入れ代わる第7ラウンド目を3-3で折り返すことに成功した。
このまま勢いに乗りたい令和ゲーミングだったが,ここからSCARZの逆襲が始まる。第7ラウンドで3対1という不利を覆してSCARZが勝利すると,続く第8,9ラウンドも連取して,マッチポイントへリーチをかけた。
あとがなくなった令和ゲーミングは,粘り強く戦って第10,11ラウンドを取り返すも,第12ラウンド残り50秒のところでSCARZが猛攻を見せる。4人対4人の拮抗状態を一瞬で崩され万事休す。トータルスコア7-5でSCARZが勝利し,古豪プロチームの貫録を見せた。
2試合は,SCARZ対父ノ背中というゲスト同士の対戦だ。ヴィラステージを舞台に,SCARZが攻撃側,父ノ背中が防衛側からのスタートである。
3分というアクションフェーズをフルに使い切り,じりじりと戦線を押し上げていくラウンドが続くも,先にリードを奪ったのは父ノ背中。攻守交替までの前半6ラウンドのうち4ラウンドで勝利し,優位な状況で後半戦へ。
しかし,防御側に回ったSCARZはここから本領を発揮する。優位な状況から第7ラウンドを守り切ったかと思えば,続く第8ラウンドでは1人残されたDemic選手がトリプルキルを達成するスーパープレイを見せて逆転。試合を4-4の五分に引き戻し,流れはSCARZのものに。父ノ背中は第10ラウンドを取って対抗するも,その後の第11,12ラウンドを落として敗北。令和ゲーミング戦に続き,7-5でSCARZが勝利を手にした。
この日,最後の試合となる令和ゲーミング対父ノ背中のカードは,1試合目と同じくクラブハウスが舞台の対決となった。
ここで先制したのは父ノ背中だ。ファーストブラッドを取り,有利な状況から相手を追いつめる手堅い試合展開で1〜3ラウンドを先取する。第4,5ラウンドは令和ゲーミングに譲ったものの,前半戦ラストの第6ラウンドを,あどみん選手がトリプルキルを決める快勝で飾り,4-2と父ノ背中が勝ち星で先行する状態で後半戦へ。
しかし後半戦も,父ノ背中の猛攻は止まらない。試合内容では拮抗しつつも,なかなか勝利につながらない令和ゲーミングは,第8,9ラウンド目を落として絶体絶命に。だが,ここから令和ゲーミングが驚異の粘りを見せる。第10ラウンドを1on1の状況から辛くも勝利した令和ゲーミングは,その後は手堅い立ち回りで父ノ背中を圧倒。第11,12ラウンドを連取して,勝ち星を6-6-で拮抗させることに成功する。
そして迎えたオーバータイム(延長戦)。ここからは,先に2勝を挙げたチームが勝利となる。
勢いに乗る令和ゲーミングは,オーバータイム第1戦をSeeker選手のトリプルキルという派手な活躍で勝利を収めた。一時はギリギリまで追いつめられた令和ゲーミングによる逆王手に会場がざわつくも,最後に勝負強さを見せたのは父ノ背中だった。オーバータイム第2戦をあびつん選手操るMONTAGNEの盾を活用したプレッシャーでもぎ取ると,第3試合は敵チーム4名を十数秒で葬る鮮やかさを見せての勝利。先輩プロチームとしての面目を守り,父ノ背中がこのカードを制する形となった。
なお今回のイベントの模様は,YouTubeの配信アーカイブで視聴が可能だ。令和ゲーミングのデビュー戦での活躍,また試合の詳細な流れが知りたい人は,以下のリンクから観戦してみてほしい。
「令和ゲーミング」公式サイト
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(C)2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
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