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Samsung,最薄部約6mmの薄型Androidスマートフォン「Galaxy A8」をKDDIから発売。スマホ合体型VR HMD「Gear VR」も国内に投入
SoC(System-on-a-Chip)には,Samsung独自の「Exynos 5433」を採用。メインメモリ容量は2GB,内蔵ストレージ容量は32GBで,microSDカードスロットも備えている。薄型ボディのスマートフォンは,バッテリー容量が少なめの製品もあるものだが,Galaxy A8は,3000mAhと容量の比較的大きなバッテリーを内蔵しているのも特徴だ。
スペック的に秀でたところはないが,性能面で大きく見劣りするものではない。そもそも,手に馴染む形状の薄型ボディは,画面が広いのわりに持ちやすいのも魅力といえる。こうした部分に惹かれるのであれば,選択肢に含める価値のある製品となるだろう。
●Galaxy A8の主なスペック
- メーカー:Samsung Electronics
- OS:Android 5.1(Lollipop)
- ディスプレイパネル:5.7インチ有機EL,解像度1080×1920ドット
- プロセッサ:Samsung製「Exynos 5433」(4+4 CPUコア 最大CPU動作クロック 1.9GHz)
- メインメモリ容量:2GB
- ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大128GB)
- アウトカメラ:有効画素数約1600万画素
- インカメラ:有効画素数約500万画素
- バッテリー容量:3050mAh
- 待受時間:約520時間
- 連続通話:約1370分(LTE)
- LTE通信周波数帯:未公開
- 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
- Bluetooth対応:4.1
- 本体サイズ:77(W)×158(D)×6.0〜7.6(H)mm
- 本体重量:約153g
- 本体カラー:ブラック,ゴールド,ホワイト
- 主な対応サービス&機能:au VoLTE,WiMAX 2+,グローバルパスポート(LTE/GSM/UMTS),指紋認証センサー,おサイフケータイ,Wi-Fiテザリング(同時接続数10台)
今回発表されたGear VRは,海外では2015年9月に発表されていたもので(関連記事),開発者向けに販売されていた「Gear VR Innovator Edition for S6」を発展させた一般消費者向けの製品である。開発者向け版と比べて,22%の軽量化を実現したほか,VR HMDを頭に固定するバンドや操作系を改善し,使いやすさを向上させているという。
Gear VRの対応するスマートフォンは,すでに販売中の「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」(※国内で販売されていない「Galaxy S6 edge+」と「Galaxy Note 5」にも対応する)で,Galaxy A8は対象外だ。この点は注意してほしい。
Galaxy Viewは,巨大なタブレット端末か,あるいは液晶一体型デスクトップPCからキーボードを取り除いたような製品で,背面に「く」の字型をしたスタンドを備えており,自立できるのが特徴だ。容量5700mAhのバッテリーも内蔵しているので,持ち運んでも使えるという。
搭載SoCは,CPUコア8基を統合した詳細不明のもので,メインメモリ容量は2GB,内蔵ストレージ容量は32GB,または64GB。OSにはAndroid 5.1(Lollipop)を採用している。ちなみに,海外ではLTE対応モデルも販売されているのだが,国内向けはWi-Fiモデルのみになるようだ。
Samsungでは,Galaxy Viewのターゲットをビジネスユースを想定しているようで,一般消費者向けに販売されるかどうかは分からない。ただ,性能や使い勝手次第では,大画面でゲームを楽しむ巨大タブレットとして,人によっては刺さる製品になるかもしれない。
KDDI 公式Webサイト
Samsung 日本語公式Webサイト
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Galaxy
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