「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022」開幕直前イベントレポート。参戦する10チームが明かされ，シーズンへの期待が高まる

　NTTドコモは，2022年3月20日に「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022」の開幕直前イベントを開催した。3月26日のリーグ開幕を控え，お笑いタレントの藤森慎吾さんとモデルの貴島明日香さんがゲームへの愛を語った。

左から，お笑いタレントの藤森慎吾さんとモデルの貴島明日香さん

　「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022」（以下，RJL2022）は，FPS「レインボーシックス シージ」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One）の公式eスポーツリーグだ。今年で2年目となる同リーグには，イギリス・ロンドンの名門eスポーツチーム「FNATIC」の参戦，3シーズン制の採用といった話題が豊富だ。

　藤森さんは現在，eスポーツ選手の私生活にも着目しつつ勝敗を予想するTV番組「X-MOMENT Presents CHOTeN 〜今週，誰を予想する?〜」に出演中。番組での取り組みからeスポーツに興味を持ったそうだ。eスポーツ観戦の際にはプレイ内容と選手のパーソナルな部分の両方を見るとより良いのではないか，と持論を披露した。
　対照的だったのが貴島さん。大のゲーム好きで，プレイに熱中してついつい夜が遅くなることも珍しくないそうだ。貴島さんといえば朝5時から始まる情報番組「ZIP！」でお天気キャスターを務めているが，夜遅くまでゲーム配信をしていたところ，番組の公式チャンネルから「早く寝なさい！」と注意されたという。個人での配信が当たり前になった時代ならではのエピソードといえるだろう。


　お互いの配信にもゲストとして出演した藤森さんと貴島さん。「eスポーツでもコラボしたい」と語る藤森さんに，貴島さんも「やりたい」と前向きな回答で，将来的にeスポーツシーンに挑戦する配信が見られるかもしれない。
　そして，今後コラボしたい相手を聞かれると，藤森さんは「ゲーム内で出会えたカップルと積極的にコラボしたい」とユニークな回答。コロナ禍の中でリアルな出会いがあるなら飛び込んでいきたいと意欲を見せた。
　一方，貴島さんは，父ノ背中 けんきさんを始めとするeスポーツ選手たちに「レインボーシックス シージ」を教えて欲しいとコメント。ゲーム好きとして新たなタイトルに挑戦する貴島さんの成長にも期待大だ。


　また，この日はファンイベント「ニジロクジ！春のX-MOMENT 〜2時から6時までシージリーグのこと全部教えますスペシャル 2022〜」が開催された。

左から，MCの松嶋初音さん，藤森慎吾さん，けんきさん，貴島明日香さん，MCのOkayamaさん

　RJL2022は昨シーズンの8チームから10チームに参加枠が拡大。これまで8チームが発表されていたが，残る2枠として「SCARZ」「PSG Esports」エントリーすることが明らかになった。



■出場チーム，選手一覧

●「Crest Gaming Lst」
Ruruta選手
Wh1skey選手
Éclair選手
Taka選手
0k0mEsH選手
Arcully選手
VAshizuku選手

●「CYCLOPS athlete gaming OSAKA」
SuzuC選手
gatorada選手
BlackRay選手
Ayagator選手
Fuji3選手
Anitun選手

●「Donuts USG」
Kawa選手
Aokayu選手
Rento選手
Perro選手
Luugator選手
DD選手

●「EVA:e」
ekus99選手
Reira選手
SIFTY選手
amb3rxd選手
じんおわ選手
Maavi選手

●「FAV gaming」
ShiN選手
K-RAISER選手
Afro選手
Nata選手
No2.選手
Taipon選手
Ramu.選手
OdeNMiso選手

●「FNATIC」
Yura選手
Li9ht選手
Merieux選手
Mag選手
Lily選手
Chibisu選手
Dizzコーチ

●「PSG Esports」
Rocon選手
ReMuSe選手
Gazi選手
Ocohl選手
しほ選手
DELLO選手

●「REJECT」
solty選手
tadaNiki選手
NoTimeGG選手
Candy選手
Take選手
Window選手
Pep選手

●「SCARZ」
Pyon選手
LuA選手
Taiyou選手
おさかなすき選手
TAKA選手
Wqsyo1選手

●「Sengoku Gaming」
ReyCyil選手
A1kyan選手
Sironeko選手
REChaan選手
YahooN選手
vosaiq選手

　今年の注目はなんと言っても，海外勢である「FNATIC」と「PSG Esports」だろう。「FNATIC」は2004年にロンドンを拠点として設立，2019年に日本にも進出した名門チームである。「レインボーシックス シージ」だけでなく「League of Legends」や「VALORANT」など，これまで30タイトル以上で活動している。ゲーミングデバイスの「Fnatic Gear」が発売されているが，こちらを知っている人も多いのではないだろうか。今回のRJL2022には元・GUTS Gamingのメンバーも合流しており，活躍が楽しみだ。

　PSG Esportsの「PSG」は，パリのプロサッカークラブ「パリ・サン＝ジェルマン」のこと。プロサッカークラブのeスポーツ部門という，eスポーツ文化の発展を象徴するかのようなチームである。2016年に設立されたPSG Esportsは，3月17日に「レインボーシックス シージ」への参戦を表明したばかり。RJL2022には，北海道，神奈川，大阪，沖縄を拠点とする5人の日本人プレイヤーが代表として参加すると明かされていた（外部リンク）。

　10のチームが競い合うRJL2022は3シーズン制となり，約200試合が行われるという。昨季はCYCLOPS athlete gaming OSAKAが圧倒的な強さを見せつけたが，参加枠が10チームとなったことでライバルが増えた形となる。3月26日からの本戦に注目したい。
　この日は，藤森さんと貴島さんが抽選で選んだドリームチームによるエキシビションマッチも行われている。負けた側の罰ゲームの模様と合わせ，気になる人はアーカイブをチェックしてみよう。

「X-MOMENT Rainbow Six Japan League 2022」公式サイト