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ハロー!Steam広場 第305回:マップに作戦を書いて自動で実行。テロリストを制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」
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印刷2020/11/13 12:00

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ハロー!Steam広場 第305回:マップに作戦を書いて自動で実行。テロリストを制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」

画像集#009のサムネイル/ハロー!Steam広場 第305回:マップに作戦を書いて自動で実行。テロリストを制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,良心が邪魔してヴァイキングになりきれない上級アサシンにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第305回は,特殊部隊の指揮官となり,現地を支配するテロリスト勢力を制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」を紹介しよう。本作は「Door Kickers」の続編であり,前作と同じく見下ろし型のマップでプロット入力方式が採用されている。あらかじめマップに作戦を書き込んでおき,それを隊員に実行させる具合だ。作戦がうまくハマったときの達成感は格別だ。



画像集#010のサムネイル/ハロー!Steam広場 第305回:マップに作戦を書いて自動で実行。テロリストを制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」

マップに作戦を書いて自動で実行。テロリストを制圧していく戦略ストラテジー「Door Kickers 2: Task Force North」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は,ルーマニアのインディーズ系デベロッパ,KillHouse Gamesが手がける「Door Kickers 2: Task Force North」を紹介しよう。

 本作は,Steam広場 第43回で取り上げた戦略ストラテジー「Door Kickers」の続編だ。前作は,国内犯罪に対処するSWAT隊員にスポットライトを当てた作品だったが,本作では中東にある架空の国家「ノウェラキ」に潜入した特殊部隊の活躍が描かれる。プレイヤーは特殊部隊の指揮官となり,現地を支配するテロリスト勢力を制圧していくのだ。

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 本作ではすべてのミッションがあらかじめ開放されており,プレイヤーは好きなミッションから挑戦できる。各ミッションでは評価に応じて星がもらえ,その星を使って隊員の装備を購入したりアップグレードしたりすることが可能だ。前作では隊員に役割を振り分ける形だったが,本作ではあらかじめ隊員のクラスが決まっており,経験値も隊員ごとに管理されるようになった。

 ステージはすべて見下ろし型のマップになっており,ミッションはテロリスト達が籠もる建物の構造を把握した状態でスタートする。プレイヤーは建物の図面を見ながら,「隊員の突入ルート」「移動中の向き」「待機位置」「フラッシュバンの使用地点」といった作戦をマップに書き込んでいく。そしてポーズを解除すると,隊員達が作戦に従って自動で動き出すといった具合だ。

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 このシステムはプロット入力方式と呼ばれており,初代「Rainbow Six」が同様の仕組みを採用していたのを覚えている人もいるだろう。本作ではミッション中でも好きなタイミングでポーズをかけて,作戦を自由に書き換えられる。それだけでなく,隊員の1人を直接操作するといったことも可能で,ちょっとしたトラブルなどは,その場で操作して解決したほうが早い。

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 タイトルにもあるとおり,本作ではドアを蹴り破ること――つまりドア・ブリーチがミッション攻略のカギを握っている。先ほど建物の構造をすべて把握した状態でミッションがスタートすると言ったが,ドア向こうの現況などは隊員の視界が通るまでどうなっているかは分からない。敵が銃口を向けて構えているかもしれないし,罠が仕掛けられているかもしれない。隊員はわりとあっさり死んでしまうので,不測の事態には常に備えておく必要がある。

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 ドア・ブリーチのコツは,フラッシュバンをうまく活用することだ。フラッシュバンが炸裂したあとに突入すれば,有利な状況で敵を制圧できる。フラッシ
 ュバンを投げ込むときも,ドアを開ける人にそのまま投擲を任せ,ほかの隊員はすぐに突入できるよう待機させておくなど,リカバリーを万全にしておくと綺麗に決まりやすい。

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 ほかにも,例えば反対側のドアを派手に蹴り破ってもらい,敵の注意がそちらに向いたところで,もう一方のドアの前で待機していた隊員を突入させるといった作戦も有用だ。一度に複数の隊員を動かすので大変そうに思えるかもしれないが,プレイヤーの合図があるまで待機させておくといった指示も出せるので,それをうまく活用すれば特殊部隊らしい連携も,プレイヤー1人の手で実現できてしまうわけだ。

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 プロット入力方式は最初こそ慣れが必要だが,そのぶん思い通りに作戦がハマったときの達成感には大きな魅力がある。同じミッションでもリスタートするたびに配置や挙動が変わったりといったランダム要素もあり,リプレイ性が高いのもポイントの1つだ。アーリーアクセス中は20%オフで購入できるので,興味のある人はぜひ遊んでみてほしい。



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