「Fallout 4」，3本のDLCが正式発表。今後もさらなるリリースを予定

　Bethesda Softworksは，オープンワールドRPG「Fallout 4」（PC / PlayStation 4 / Xbox One）のダウンロードコンテンツ3本を発表し，2016年3月より3か月連続で配信する予定であることを明らかにした。それぞれの詳細は以下のとおり。


「Automatron」

• 価格：9.99ドル
• 配信時期：2016年3月

　謎のメカニックが，コモンウェルスに“ロボブレイン”を含むロボット軍団を解き放った。プレイヤーはロボット達を撃破することで，パーツを手に入れて自家製ロボット・コンパニオンを作成できるようになる。ボディや装甲，武器，アビリティなど，数百種類のパーツが用意されており，その中には最新の「Lightning Chain Gun」も含まれている。ロボットのペイントやボイスの選択も可能だ。


「Wasteland Workshop」

• 価格：4.99ドル
• 配信時期：2016年4月

　生け捕りにしたレイダーやデスクローを収容する“闘技場”を設計し，設置できるようになる。捕獲したクリーチャーは飼い慣らしたり，住人と戦わせたりすることが可能。そのほか，ニキシー管のライトや文字制作キット，剥製といった装飾要素も含まれている。


「Far Harbor」

• 価格：24.99ドル
• 配信時期：2016年5月

　シンス（人造人間）の探偵，ニック・バレンタインの事務所に新たな依頼が舞い込んだ。プレイヤーは若い女性と共に，「Far Harbor」と呼ばれる謎の島へと渡ることになる。この島は高レベルの放射能汚染により，極めて過酷な環境が広がっており，シンス，アトム教の信者，そして地元住民が激しく対立している。
　DLCの規模としては「シリーズの中でも最大」とのことで，各勢力のクエストや複数の入植地，新たなクリーチャー，ダンジョンに加えて，高性能なアーマーや武器も登場する。


　なお，今回発表されたDLCは3本だが，今後も年内にさらなる展開が予定されているという。これを受けて，販売中のシーズンパスの価格が3月1日から値上げ（北米では29.99ドルから49.99ドルへ）となる。もちろん，すでに購入済みの人，もしくは2月中に購入する人に追加費用は発生しない。今後も末永くウェイストランドに入り浸るつもりなら，早めに購入を決断したほうがいいかもしれない。

　またBethesda Softworksは，かねてよりアナウンスされていたMODツール「Creation Kit」，新たに食事や睡眠などの要素が追加される「サバイバルモード」の改良，コンシューマ版におけるグラフィックス向上といった無料アップデートの開発も並行して進めていることを表明している。

「Fallout 4」公式サイト