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分度器で難関クイズも突破! 生演奏やイケメンカラオケで盛り上がった「メギド72 garden 〜ソロモン王たちの休日〜」レポート
「メギド72」公式サイト
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オープニングステージでは,「メギド72」プロデューサーの宮前公彦氏,MCのダブルブッキングさん,森下千咲さん(ルネ役)が登場した。さっそく「勝算がー!」「あるー!」といったコール&レスポンスで大きく盛り上がり,狭き門を勝ち抜いて会場に集ったソロモンたちへルネからお祝いの言葉も届けられた。
今回のイベントは「メギド72」のプレイヤーに,ゲーム外でも休日のように楽しんでほしいという考えから企画したと宮前氏は語った。前回はおもてなしというイメージだったが,今回はプレイヤー参加型を意識したイベントにしたそうだ。
ステージ上には本作の楽曲を担当した寄崎 諒氏も登場し,ゲーム内でも馴染み深い「ソロモン王の伝説」のアレンジをはじめ「追放アッパーグラウンド」「常連のグラス」「化身舞闘」「チェインワールド」などをボーカルも交えて生演奏してくれた。参加型イベントということで,アジトBGMを一緒に歌ってほしいと寄崎氏がお願いすると,プレイヤーたちも一緒にコーラスを届けていた。寄崎氏はその光景を「ここがアジトみたいですね」と例えて,プレイヤーからの“メギド愛”をひしひしと感じたとコメント。
「出張メギラジオ!〜そこに勝算はあるか?〜」では,朝霧友陽さん(デカラビア/カスピエル役),生田善子さん(アスモデウス/マルバス役),タダツグさん(シシララTV)といった「メギド72」を愛する面々が,運営の用意したバトルチャレンジに挑戦した。来場したプレイヤーから抽選で選ばれた挑戦者も加え,インゲームアイテムをかけて会場が一体となった白熱のバトルを繰り広げた。
そして,ここでサプライズとして2019年3月に実施されたイベント「悪魔の勝負師と幻の酒」で披露され,ゲーム内外でも大きな話題となった歌「俺らイケメン」のカラオケバージョンが公開された。本来はカスピエル役の朝霧さん,メフィスト役の高橋広樹さん,インキュバス役の鈴木裕斗さんによるものだが,今回はメフィストのパートを津田拓也さん(ガープ/バラム役),インキュバスのパートを生田さん,さらにガルドの女は会場に集ったソロモンたちが担当し,ひと味もふた味も異なる「俺らイケメン」で会場が一体となった。
「メギ討論!〜私たちから見たメギド72〜」のステージには,MCのダブルブッキングさん,津田さん,ターザン馬場園さん(ファミ通App),むじょるさん(GameWith),山中拓也さん(ゲームクリエイター)が登壇し,それぞれの視点で「メギド72」について掘り下げていった。
まずは「メギド72」との出会いについて,山中さんが「1周年直前に始めた」と切り出す。そこから複雑な想いを抱きながらゲームを始めたが,今となってはやや出遅れたものの,自身にとって最大限に早いタイミングで始められてよかったと振り返った。
なお,山中さんがどのような経緯で「メギド72」を始めたのか,それをきっかけに宮前氏と行った対談については4Gamer内で詳しく語っているので,興味を持った方は以下の記事も合わせて読み進めてほしい。
驚きすらなく,答え合わせのように面白かった――山中拓也氏による「メギド72」への謝罪と感謝
「Caligula -カリギュラ-」や「WORK×WORK」でお馴染みのゲームクリエイター山中拓也氏は,「今年,最もハマったゲームは?」という質問をされたら,確実に「メギド72」を挙げているという。そのワケをたっぷり語ってもらった。
馬場園さんは「号泣している」という印象から始まり,最初こそ難しく感じたもののコツが分かってくると戦略的に楽しめたと話した。むじょるさんはもともと仕事として担当していたライターから強く勧められ,その場でインストールしたのが出会いだったそうだ。津田さんはリリース前の収録時の頃は「72を“ななじゅうに”と読めず“セブンティトゥー”と思っていた」という思い出や,β時代には球だったメギドがリリース時には非常に進化していて驚いたと語った。
「メギド72の好きなポイント」について聞かれると,津田さんは,メギドにレアリティがなく,自身の演じたキャラクターも含めてすべてフラットであること,反応ボイスが豊富でかなり収録したと声優目線でトークした。馬場園さんたちも,どんなメギドにも役割があり,キャラクターに軸があること,いずれかのシチュエーションで必ず輝ける瞬間があり,好みのメギドを中心に戦略を組み立てられる繊細なこだわりを絶賛した。むじょるさんはストーリーの面白さを挙げ,アプリではスキップしてしまう人も多いが「メギド72」はじっくり読んでほしいと訴えた。
「メギド72のほかのゲームと異なるポイント」について,馬場園さんは自分の手持ちのメギドで考える戦略性の高さに触れ,攻略サイトや個々のプレイヤー間でもまったく異なるやり方でボスを撃破していると話した。むじょるさんたちは,本来ソーシャルゲームで考えられる課金要素をまったく意識していない点や,イベントがほどよい長さでゲームのプレイ時間を押しつけてこない点,ハックのようなメギドを周囲の反対を押し切っても登場させる勇気を褒め称えた。津田さんは追加収録が多いので,よりキャラクターへの理解を深めた状態で適した芝居ができると語った。
ゲストから酷な質問だと非難された「メギド72で好きなキャラクター」というテーマでは,まず津田さんがアスモデウスと回答。「物語の設定上での最強が好き」と理由を話したが,バラムに対してのアスモデウスと同様に,ガープに対する4冥王と自身の演じるメギドと絡みの多いメギドが好きになりやすいそうだ。馬場園さんはマルコシアス,むじょるさんはフォラス,山中さんはマルバスを挙げ,それぞれの思い出も合わせて語られ,トークは弾んだ。
それぞれの立場から見た「メギド72」について聞かれると,馬場園さんは今回のイベントや先輩プレイヤーから初心者へのサポートのようなコミュニティのアツさ,山中さんはコンシューマのような雰囲気を持った珍しいアプリであり,こうしたゲームの多様性が作り手として大きな希望になるとコメント。むじょるさんは身近な部分も含めてさらに多くのプレイヤーへ知ってほしい作品だと話し,津田さんは声優陣からのいろいろな要望もしっかり聞き入れてくれると語った。
コーナー終盤には会場のプレイヤーからの質問も受け付け,UIやイベントの密度,イベントの内容の差し替えについてとコアな内容が投げかけられた。ゲストはそれぞれの要素について解説しつつ,改めて「メギド72」というゲームの姿勢に対し,感嘆の声を上げていた。
「メギクイズ!〜ソロモン王たちの謎解き〜」では,来場者を代表して朝霧さん,生田さん,津田さん,守川武尊さん(パイモン/ラウム役)が「メギクイズ」に挑んだ。正解数に応じてプレイヤーへインゲームアイテムがプレゼントされるため,かなりプレッシャーを感じながらの挑戦となったようだ。
「6月2日が転生日のメギド」では難なく「シャックス」と当てたものの,2問目でシャックスの特性を「感電少女」と答えてしまい(正解は暴走少女),やや会場内が不安げな空気に包まれる。しかし,会場内から我こそはと自信たっぷりに名乗りを上げたソロモンたちの助言でメギドの身長差やステータス値から導き出すメギド,よく似たオーブの名称などの難問を次々と当てていく。
とくに会場がどよめいた問題は「ウァサゴの奥義時の膝の角度」で,これは普通の状態では足が隠れて見えないため,まずイースター衣装「ノーブル・バニー」に付け替えなくてはならない。その上で角度を推測しなくてはならかったが,出題された選択肢も5度刻みと非常にシビア。これは分からないと誰もが思っていた矢先,分度器を持つプレイヤーが現れ,物理的に実測・回答する荒業で正解をもぎとる。最後の15問目は「勝算はありますか?」というサービス問題で,結果すべてのプレゼントをきっちり手に入れることができた。
さらに生田さんがアスモデウスの歌を生で歌い切るサプライズが飛び込み,そのままゲームの最新情報を届ける「プロデューサーレター出張版@garden」へと突入した。
まずは,運営への協力関係値や,プレイヤー数は着実に増加しているものの,規模としては人気タイトルの1/5〜1/10程度にとどまると紹介された。より多くのプレイヤーに広めていくためにも,まずはメギドの日と夏に向けて多彩な施策を行っていくと宮前氏は続けた。
要望の多かったメギドが重複した際のメリットの拡張,それに合わせて欲しいアイテムが分かりやすくなる「ウィッシュリスト」を6月末に実装予定とし,7月2日の“メギドの日”には限定クエストや真メギドも可能な指名チケット(リジェネレイト/テルミナスは不可)を用意する。さらに音楽DLも5章・6章を中心に提供していくそうだ。
待望の水着コレクションは「イポス」「アムドゥスキアス」「サキュバス」「カスピエル」が対象となる。2018年に登場した水着の色違いをはじめ,過去の水着がログインボーナスで手に入る仕組みも用意されている。
今後登場する真メギドとして「アクィエル」「アスラフィル」「フルーレティ」「ベバル&アバラム」が発表された。リジェネレイトとして「グシオン」「エリゴス」「イポス」「フェニックス」「アイム」「ウァプラ」も公開されている。
最後は,会場に集ったソロモン全員で「勝算がある!」というコールと記念撮影で終了。イベントに連動した「メギド72 スタンプラリー」は6月9日まで実施され,原宿AREA-Q ANNEXで行われる初のコラボカフェ「メギド72 garden cafe 〜ソロモン王たちの休息〜」は6月7日からスタートするので,こちらも合わせてチェックしておこう。
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(C) DeNA Co., Ltd.
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