ホラーADV「The Fridge is Red」，日本語対応でリリース。赤い冷蔵庫の中にはいったい何が？

　tinyBuildは，5WORD TeamのPC向け新作「The Fridge is Red」の販売を開始し，ローンチトレイラーを公開した。Steamでの価格は1490円（税込）で，インタフェースとテキストが日本語に対応しているという。

「The Fridge is Red」公式サイト

　「The Fridge is Red」は，タイトルどおり「赤い冷蔵庫」にまつわる6つのエピソードで構成されたアンソロジー仕立てのホラーアドベンチャーだ。まばたきをするたびに，何かが少しずつ近づいてくるという恐怖に襲われ，赤い冷蔵庫から目をそらせなくなったフランクの物語を始め，狭い通路が続く病院や雪のハイウェイなどで，非現実的な出来事や異様な人々に遭遇しつつ，ゲームを進めていくという。


　初代PlayStation向けのホラーゲームをオマージュしたというだけあり，ブラウン管をイメージした，色の滲んだレトロな雰囲気の絵作りが特徴だ。丸いはずのエレベーターのボタンが角ばっているといったローポリゴンのグラフィックスとの相乗効果で，「懐かしい怖さ」を演出している。プレイそのものは3時間ほどで終わるという短い作品だが，さまざまなパズルを解き，迫ってくる恐怖と戦うホラー要素はしっかり体験できるだろう。


　夜が長くなってきたこの時期，じっくりプレイしてみたくなる本作。すべてのエピソードは何らかの形でつながっているのか？　赤い冷蔵庫の中には何があるのか？　秘密を解き明かしたいゲーマーは挑戦してほしい。