サバイバルホラー「You Will Die Here Tonight」の第1弾デモ公開。今後6日間で6つのデモ版がプレイ可能に

　ワシントン州シアトルに本拠を置くSpiral Bound Interactiveは，PC向けの新作サバイバルホラー「You Will Die Here Tonight」の第1弾デモとなる「Just a Scratch」を公開した。

「You Will Die Here Tonight」公式サイト

　「You Will Die Here Tonight」は，失踪事件が相次ぐ呪われた屋敷，ブリッケンリッジ邸に調査のため潜入した軍事組織のメンバー6人の恐怖体験を描いた作品だ。開催中のイベント「Steam 絶叫フェス」に合わせて，本日（2022年10月26日）より，10月31日のハロウィンまで，毎日異なるチャプターのデモを1つずつ公開していく趣向になっており，まったく異なる地点から調査を開始する6人のメンバー，それぞれの物語が描かれるとのこと。
　第1弾となる「Just a Scratch」は，組織の医療担当であるアシュリー・コワルスキーが，スタート時のちょっとした傷が悪化していく中，さまざまな場所にある医療キットで延命しつつ，扉を開けるコードを探していくことになるという。


　Steamのストアページに「1990年代のサバイバルホラーへのラブレター」とあるように，2Dを背景の中で3Dキャラクターを移動させるメイン画面と，一人称視点で戦闘を行うアーケードスタイルのバトル画面には懐かしさが感じられる。それぞれのキャラクターは必ずキルされる設定のようだが，その死は無駄にならず，1つのチャプターにおけるプレイヤーの行動や判断が，次のチャプターに登場するキャラクターのパズルに反映されたりなど，なんらかのつながりを持つという。


　「You Will Die Here Tonight」の販売開始は“2022年秋”となっているが，その前に6つのデモ版を公開するというのは，実験的で興味深いプロモーションだ。なお，正式リリースでは予定されている日本語対応だが，デモ版では行われていない様子。今回のデモシリーズは，変更がなければ日本時間の毎日1：00に公開されるとのことなので，本作に興味があれば，今のうちからチェックしておこう。