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【PR】MSIの「Prestige 14 A12UC」は,持ち歩けるビジネスノートPCでゲームもプレイしたい人にお勧めの1台だ
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印刷2022/06/25 12:00

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【PR】MSIの「Prestige 14 A12UC」は,持ち歩けるビジネスノートPCでゲームもプレイしたい人にお勧めの1台だ

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 「単体GPUを搭載したノートPCと言えば,ゲーマー向けかクリエイター向けの製品」と相場が決まっていたが,ビジネス向けの薄型軽量ノートPCにも,単体GPUを搭載する製品が少しずつ増えている。GPUアクセラレーションを使用するアプリケーションが増えてきたことに加えて,ビジネスの現場でも,高解像度の動画や3Dグラフィックスなど含むコンテンツを扱う機会が増えていることが,その背景にあるだろう。

 というわけで本稿では,ノートPC向けGPU「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」(以下,RTX 3050)を搭載するMSIの薄型ビジネスノートPC「Prestige 14 A12UC」(型番:Prestige-14-A12UC-010JP)を取り上げてみたい。

Prestige 14 A12UC(型番:Prestige-14-A12UC-010JP)
メーカー:MSI
問い合わせ先:supportjp@msi.com
税込実勢価格:20万6800円(※2022年6月25日現在)
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 Prestige 14 A12UCは,1.3kgを切る軽量なノートPCながらRTX 3050を搭載しているので,本格的なゲーマー向けノートPCには及ばないものの,PCゲームをそれなりにプレイできるかもしれない。同時に,ゲーマー向けのPCだと犠牲になりがちな軽さや薄さ,バッテリー駆動時間の長さなども期待できそうだ。
 ゲーマー目線で,Prestige 14 A12UCを見ていこう。

MSIのPrestige 14 A12UC A12U製品情報ページ



第12世代Coreプロセッサを搭載した軽量ビジネスノートPC


 Prestige 14 A12UCは,14インチサイズでフルHD解像度の液晶パネルを搭載するノートPCだ。ビジネスユーザーをターゲットにした製品で,ゲーマー向けに特化した機能は搭載していない。4Gamerで取り上げるのは,わりと珍しいタイプのノートPCということになるが,まずはPrestige 14 A12UCのハードウェアの概要をざっくりとまとめておくことにしよう。

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CPU-ZでCore i7-1280Pのスペックを確認した様子
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 Prestige 14 A12UCが搭載するCPUは,IntelのノートPC向け第12世代Coreプロセッサ「Core i7-1280P」だ。高性能なP-coreを6基,電力あたり性能比に優れたE-coreを8基集積して,20スレッドに対応するCPUである。P-coreの最大クロックは4.8GHzに達するので,TDP 28Wクラスの薄型ノートPC向けとしては高スペックと言えよう。
 高負荷時に短時間だけ動作可能な「Maximum Turbo Power」は,公式スペックでは64Wとなっている。薄型ノートPCでも短時間なら64W程度の熱出力に耐えられるので,Prestige 14 A12UCもCore i7-1280Pのピーク性能を発揮できるだろう。

GPU-ZでCore i7-1280Pの統合GPUスペックを確認した様子
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 Core i7-1280Pは,Intelの統合型グラフィックス機能(以下,統合GPU)の最新世代である「Iris Xe」(以下,Iris Xe)を搭載しているのも特徴のひとつだ。Iris Xeは,Intel製GPUにおけるシェーダプロセッサの最小構成単位「Execution Unit」を96基集積したGPUだ。他社製のGPUにおけるシェーダ数に換算すると768基に相当する規模である。
 Core i7-1280Pは,GPUの動作クロックが最大1.45GHzと,統合型GPUとしてはやや高いクロックで動作できるのも特徴だ。そこそこの規模を持つGPUが高クロックで動作するので,これだけでも数年前のエントリー市場向け単体GPUと同程度のグラフィックス性能が期待できるだろう。実際にIntelは,「軽めのゲームなら,フルHD解像度でプレイが可能」とアピールしている。

GPU-ZでCore i7-1280PにおけるRTX 3050のスペックを確認した様子
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 そんなわりと高性能な統合GPUに加えて,冒頭でも触れたとおり,Prestige 14 A12UCは単体GPUであるRTX 3050を搭載する。RTX 3050は,ノートPC向けRTX 3000シリーズにおけるエントリー市場向けGPUに位置づけられるものだ。2048基のCUDA Coreを集積しており,ブーストクロックは,製品によって設定が異なる。Prestige 14 A12UCの場合,冷却能力との兼ね合いか,NVIDIA公称値の下限となる1045MHzが設定されていた。
 RTX 3050のグラフィックスメモリは,容量4GBのGDDR6メモリで,容量面では控えめだ。抑えたブーストクロックに控えめのグラフィックスメモリ容量ということは,本格的なゲームPCほどのグラフィックス性能はなさそうだ。

 そこそこの性能が期待できる統合GPUと,エントリー市場向け単体GPUを組み合わせるという,ゲーマー向けでは見かけない構成だが,本機のメインターゲットはビジネスユーザーである。Adobe Systems製のコンテンツ制作ソフトや,ビジネスユーザーも使う機会があるアプリケーションにも,NVIDIAのGPGPUプラットフォーム「CUDA」を利用した製品が多数ある。NVIDIA製のGPUを搭載していれば,そうしたアプリケーションの性能を高めることができるわけだ。

 CPUとGPU以外のスペックも見ておこう。
 Prestige 14 A12UCを購入する上でのポイントとなるのは,メインメモリとストレージだ。Prestige 14 A12UCにはメインメモリ容量32GBと,PCI Express(以下,PCIe)Gen 4 x4接続で容量512GB SSDを搭載する「Prestige-14-A12UC-010JP」と,メインメモリ容量16GBでPCIe Gen 4 x4接続の1TB SSDを搭載する「Prestige-14-A12UC-011JP」という2つのモデルがラインナップされている。本稿でテストしたのは,メインメモリ32GB構成のPrestige-14-A12UC-010JPだ。

 メインメモリ容量とストレージ容量が引き換えになっているので,どちらを選ぶかは少し悩ましいが,メモリを必要とするクリエイター向けのアプリを使う機会があるユーザーなら,メインメモリ32GBのPrestige-14-A12UC-010JPが適するだろう。ゲームをいくつもインストールするにはストレージ容量が足らないものの,ほかにメインのゲームPCがあり,Prestige 14 A12UCをサブと割り切れば,十分実用できる。
 ちなみに,本機が搭載するメインメモリは,低電圧動作のLPDDR4Xで,メモリクロックの設定は4267MHzとなっていた。

PCIe x4接続らしい高い性能が得られるSSDを搭載
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 本機が搭載するSSDは,先述のとおりPCIe Gen 4 x4接続に対応したものだ。ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で実測してみると,逐次読み出し約6700MB/s,同書き込み約4000MB/sと,PCIe Gen 4 x4接続らしい高い性能を確認できた。データサイズが大きいゲームも,快適に読み出せるスペックのSSDといえるだろう。

 にPrestige 14 A12UCのスペックをまとめておこう。

表 Prestige 14 A12UC(Prestige-14-A12UC-010JP)の主なスペック
CPU Core i7-1280P(14C20T,定格1.8GHz,最大4.8GHz,共有L3キャッシュ容量24MB,TDP 28W)
メインメモリ LPDDR4X-4267 SDRAM 32GB(16GB×2 オンボード)
グラフィックス GeForce RTX 3050 Laptop GPU(グラフィックスメモリ容量 4GB)
ストレージ SSD 容量512GB(M.2/PCIe 4.0 x4接続)×1
液晶パネル 14インチIPS相当液晶,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート60Hz,ノングレア(非光沢)
無線LAN Wi-Fi 6(Intel Killer Wi-Fi 6E AX1675i)
Bluetooth 5.2対応
有線LAN 非搭載
外部インタフェース Thunderbolt 4(USB Type-C)×2,USB 3.2 Gen 1 Type-A×1,microSDカードスロット×1,4極3.5mmヘッドセット×1
キーボード 日本語配列88キー
スピーカー 2ch
インカメラ 搭載(約92万画素)
バッテリー容量 4600mAh
ACアダプター 定格出力100W
公称本体サイズ 約319(W)×219(D)×15.9(H)mm
公称本体重量 約1.29kg
OS Windows 11 Home


厚さ16mmの薄いが頑丈な筐体を採用するPrestige 14 A12UC


 続いては外観を見ていこう。
 写真で見ても分かるように,Prestige 14 A12UCはソリッドな外見をしたノートPCだ。フルカラーLEDのイルミネーションを装備するなど,どこかしら派手な要素があるゲーマー向けノートを見慣れていると地味に見えるが,悪目立ちしないので,仕事でも使うノートPCとしては好ましい外見だろう。

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 ボディは金属製――おそらくアルミニウム合金製――で質感が高く,かつ頑丈そうな印象を受ける。実際,米軍の耐衝撃,耐環境規格であるMIL-STD-810に適合しているそうだ。印象だけでなく実際にかなり丈夫と期待していい。

天板はつや消しの仕上げで非常に質感が高く,かつ丈夫なPCだ
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 サイズは,実測で約320(W)×約220(H)×約16(H)mm。フットプリントは,14インチサイズの液晶パネルを搭載するノートPCとしては少し小さい程度だが,約16mmという薄いボディが特徴と言っていいだろう。単体GPUを搭載しながら厚さ16mmを実現しているPCは,そう多くない。

幅は約320mm
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 質感の高さからくる重厚な印象に反して,Prestige 14 A12UCの本体の重さは1.3kgを切っている。付属ACアダプターと合わせても1.6kg以下なので,軽々と持ち運ぶことができるのが魅力だ。
 なお,ACアダプターのサイズは約75(W)×75(D)×29(H)mmなので,コンパクトで持ち運びに困らない

本体重量は実測で約1.27kg程度だった(上)。ACアダプターは実測約290gなので(下),本体と合わせても1.6kgを切る
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 14インチサイズの液晶パネルは,解像度1920×1080ドットで,最大リフレッシュレートは60Hz。ゲーマー向けではないので,高フレームレート表示には対応しないが,IPS Levelの液晶パネルでsRGB相当の発色と,色表現力は優秀だ。そのうえ狭額縁なので,14インチというカタログ値以上に大きく見えるのもポイントだ。ゲームや動画コンテンツも美しい映像で楽しめる。

搭載するIPS Levelの液晶パネルはsRGB相当の発色で,視野角も十分。映り込みもないのでゲームや映画などコンテンツの視聴も不自由なく楽しめる
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ディスプレイのベゼル上部には92万画素のインカメラとステレオマイクが埋め込まれていた。インカメラはWindows Helloの顔認証にも対応する
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 国内向けPrestige 14 A12UCのキーボードは,日本語配列仕様だ。10キーと特殊キーの一部を省略したうえで,一部のキーは[Fn]キーの同時押しで代替する一般的なタイプだ。
 MSI製のノートPCでは定番だが,英語配列キーボードの一部を改変して日本語化しているので,右[Shift]キーや右[Ctrl]キーなど,一部が詰まっているのが気になる点だが,それほど時間をかけずに慣れるだろう。
 [Space]キーの幅が実測で約70mmと広いことは評価できる点で,タイピングだけでなく,ゲームでも広い[Space]キーが役に立つ。

キーボードは10キーレスの日本語配列タイプだ
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 キーの使い勝手はまずまずだ。変則的な一部のキーを除けば,キーピッチは標準的な約19mmとなっている。キーストロークは約1.5mmで,少し柔らかめの底付き感なので長時間のタイピングでも疲れないだろう。キーの同時押しは最大6キーまでなど,ゲーマー視点だと物足らない点はあるだろうが,十分に品質はいい。

 キーボードには,LEDバックライトが組み込まれている。ゲーマー向けの製品ではないので,個別に点灯させたりカラーだったりということはなく,青みがかった白色のLEDでキーボード全体を浮かび上がらせるLED照明だ。暗いところでPCを使う際には十分に役に立つ照明で,キーボード未使用時には点灯しないのでバッテリー駆動時間への影響も少ないだろう。

 キーボード手前のタッチパッドは,実測で約140(W)×65(D)mmと非常に広い。金属風のなめらかな手触りで質感が高く,MSIは「Silky Smoothタッチ」とアピールしている。
 タッチパッドの左上には,指紋認証センサーだ。Prestige 14 A12UCはインカメラを使った顔認証によるログオンと,指紋認証によるログオンの両方に対応する。ビジネスPCらしい要素といったところか。

大型で手触りがスムーズなタッチパネル。左上にある黒い部分が指紋認証センサーだ
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 Prestige 14 A12UCのヒンジは,ディスプレイを開くと本体を少し持ち上げて,キーボードに若干の傾斜がつく仕組みになっている。薄型モバイルノートPCでは,よくある仕組みだ。

左から見た状態。ヒンジの後端が筐体を持ち上げているのが分かる
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 底面から給気して背面や側面に排気するノートPCは多いが,底面を少し持ち上げると,吸気しやすくなって冷却効率も上がる。複雑なギミックだと故障の心配が出てくるが,Prestige 14 A12UCはヒンジを工夫するというシンプルな方法で傾斜をつけているので,壊れる心配なく使えるだろう。

Prestige 14 A12UCのヒンジは,ほぼ水平になるまで開く。ビジネス機なら,人に画面を見せるときに役立つ
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 インタフェースは,本体左右側面にまとめられている。
 左側面には,2基のThunderbolt 4ポートがあり,右側面にはUSB 3.2 Gen 1 Type-Aポートを1基備える。周辺機器用のインタフェースがUSB Type-CやThunderbolt 3/4だけという薄型ノートPCは多いが,対応機器の多いUSB Type-Aを残しているのは評価できるだろう。

本体左側面にThunderbolt 4×2基を装備。USB PD仕様のACアダプターを接続すれば充電できる
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本体右側面。左から4極3.5mmミニピンヘッドセット×1,microSDカードスロット×1,USB 3.2 Gen 1 Type-A×1の並びだ
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 付属のACアダプターは,USB Power Delivery(以下,USB PD)対応で出力100Wのもので,Thunderbolt 4ポートのいずれかに接続して充電できる。USB PD仕様なので,自己責任にはなるが他社製の100W対応USB PDアダプタを流用することもできるだろう。
 なお,Prestige 14 A12UCは高速充電にも対応している。正確に時間を測ってはいないが,バッテリー残量が10%を切った状態から,おおむね3時間ほどで100%まで充電できた。ノートPCとしてはかなりの短時間で充電できるので,バッテリー運用もしやすい。

 サウンド面は,本体底面の左右にステレオスピーカーが埋め込まれている。とはいえ,迫力のある音を再生できるほどではないので,ゲームや動画のサウンドを堪能したいなら,ヘッドセットやヘッドフォンを使うことになるだろう。
 なお,ヘッドセット出力はハイレゾオーディオ再生対応を謳っており,クリーンなサウンドが楽しめる。

本体底面にステレオスピーカーを装備。音質はそれなりといったところ
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AIを使ってパフォーマンスやバッテリー充電を管理するMSI Center Pro


 Prestige 14 A12UCには,PCの性能やバッテリーに関する設定をカスタマイズできる「MSI Center Pro」というソフトウェアがプリインストールされている。MSIが独自に開発したAI技術を多用しているのが,本ソフトの特徴だ。

 MSI Center Proの性能設定から見ていこう。
 Prestige 14 A12UCは,「パフォーマンスモード」として,性能の高い順に「ハイパフォーマンス」「バランス」「サイレント」「Super Battery」というプリセットが用意されている。ここまでは一般的なPCと同じだが,それに加えて「Smart Auto」というモードがあり,それを選択しておくとAIベースの処理でPCの利用状況を判断して,適切なパフォーマンスモードに自動で切り替えることが可能だ。

Smart Autoを選択すると,AIベースで適切なモードに切り替える
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 Smart Autoの動作は,カスタマイズも可能だ。ハイパフォーマンスに切り替えたいアプリをユーザーが登録しておくと,そのアプリが起動したときには,自動で切り替わるようになる。

Smart Autoの設定では,ハイパフォーマンスに切り替えるアプリを+アイコンから追加できる。そのほかに,動作モードを省電力な動作モード「Super Battery」に切り替えるバッテリー残量も指定可能だ
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 バッテリーの充電量を決める「Battery Optimizer」には,バッテリー自体の劣化を防ぐ60%充電や80%充電,バッテリー駆動時間を最長にするフル充電に加えて,「AI Charger」というモードを備える。AI Chargerは,ユーザーの使い方をAI処理で判断して,適切なバッテリー残量になるよう充電を行うという。ユーザーが設定を行う手間がないのが利点だ。

AI Chargerに設定すると,ユーザーの使い方をAIが解析して適切なバッテリー充電を行ってくれる
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 MSI Center Proの機能でゲームにも役立ちそうなものに,AIを使ったノイズキャンセル機能がある。これは,周囲の騒音を解析して,AIベースの処理で音声が聞き取りやすくなるようノイズを抑える機能で,内蔵スピーカーとマイクに対して有効化できる。マイクのノイズ低減は,ゲームのボイスチャットに威力を発揮するだろう。

AIを用いたノイズキャンセル機能を搭載。マイクのノイズキャンセルはゲームにも役に立ちそうだ
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 そのほかにも,アプリケーションの優先度をAI処理で判断する「スマートプライオリティ」という機能もある。すべての設定にディープラーニングを使ったAIによる自動化が用意されているのが特徴で,とくに,わずらわしい設定を嫌うPCユーザーには,ありがたい機能といえるかと思う。
 もちろん,ゲーマーにとっても設定の手間を省けるので,MSI Center Proは便利なはずだ。適宜カスタマイズもできるので,ゲームの優先度やパフォーマンスモードをチューニングするという設定を行うことで,Prestige 14 A12UCを快適に利用できるはずだ。


RTX 3050とIris Xeで性能をチェック


 Prestige 14 A12UCの特徴をざっくりと紹介してきた。持ち運びが可能なビジネス向けのモバイルノートPCとしてよくできた製品だが,その性能はどれほどだろうか。4Gamerらしくゲームを中心にチェックしてみよう。

Prestige 14 A12UCは,Windowsの設定からもGPUを切り替えられる
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 すでに述べたとおり,本機ではRTX 3050とIris Xeという2つのGPUを利用できる。使用するGPUは,「NVIDIAコントロールパネル」だけでなく,Windows 11のディスプレイ設定→グラフィックからもGPUを切り替えられる仕組みだ。

 というわけで,本稿では定番のベンチマークテストを,2基のGPUでそれぞれ実行して,性能を比較してみることにした。Iris Xeが,Intelが主張するような高性能を見せるようなら,アプリによって使い分けることで,消費電力を下げることも可能だろう。

 実行するベンチマークは,4Gamerベンチマークレギュレーション25から,「3DMark」(version 2.22.7359)「Far Cry 6」「バイオハザード ヴィレッジ」「Fortnite」「Borderlands 3」「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」(以下,FFXIV暁月のフィナーレベンチ)を選択。また,Windowsやビジネスアプリにおける性能を調べるため,「PCMark 10」(version 2.1.2556)も実行した。

 テスト方法は,おおむねレギュレーション25に準拠するが,ノートPC固有の特殊性により完全には準拠できなかった。まず,レギュレーションでは実ゲームで3つの解像度をテストすることになっているが,複数のGPUを搭載するノートPCでは,外部ディスプレイを接続しても選択できる解像度が制限されることがある。そのため本稿では,Prestige 14 A12UCのパネル解像度を中心に,2560×1440,1920×1080ドット,1600×900ドットでのテストを基本とする。ただ,上記の制限によって,実施できるテスト解像度が少ないゲームがあることはお断りしておく。
 また,レギュレーション25の低負荷よりの設定でも十分な性能が得られないタイトルもあったので,一部ではレギュレーションよりも負荷が低い設定を選択した。具体的には,それぞれのタイトルで触れることにしたい。

 では,3DMarkから見ていこう。グラフ1は,3DMarkにおける「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。

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 Fire Strikeの総合スコアでみると,RTX 3050の性能は,Iris Xeの87〜111%程度高い。大雑把に言えば,2倍の性能といったところだ。
 フルHD解像度相当のFire Strikeで,RTX 3050のスコアは10000を超えている。このスコアから推測するに,Prestige 14 A12UCは,フルHD解像度までなら,多くのゲームタイトルをプレイできそうな性能を有すると言えよう。ただ,フルHDを超える解像度での利用はきつそうだ。
 一方,Iris XeについてIntelは,「フルHD解像度でのゲームも可能」とアピールしてるが,このスコアからすると,相当に描画負荷が軽いゲームでなければ,フルHD解像度でのゲームプレイは厳しい。

 グラフ2にFire StrikeのGPU性能テスト「Graphics Score」の,グラフ3にはCPU性能テスト「Physics Score」,グラフ4に「Combined test」の結果をまとめておこう。

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 Graphics scoreとCombined testの結果はおおむね総合スコアの傾向どおりだ。意外なのは,CPU性能を測るPhysics scoreだろう。Iris Xeは,3つのテストでおおむね同じスコアが出ているのに対して,RTX 3050では解像度が上がるにつれてスコアが落ち込んでいるのだ。
 これは,おそらく熱や消費電力の影響と思われる。ノートPCでは,電源や冷却システムをCPUとGPUで共用するので,GPUの負荷が高くなったため,CPU側の性能を抑えて全体のバランスをとっているのではないかという推測だ。

 続くグラフ5が,DirectX 12のテストとなる「Time Spy」の総合スコアである。

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 RTX 3050とIris Xeの差はFire Strikeよりも広がった。RTX 3050に対して,Iris Xeのスコアは,高負荷のTime Spy Extremeで約40%,Time Spyで約46%である。DirectX 12タイトルをプレイするなら,RTX 3050を選択するのが妥当だ。

 グラフ6には,Time SpyのGraphics scoreを,グラフ7にはCPU scoreをまとめた。

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 Graphics scoreは,おおむね総合スコアを踏襲している。一方,CPU Scoreを見ると,Fire Strike時ほどではないものの,RTX 3050のスコアはIris Xeよりも低い。先述したように,熱と消費電力の関係で性能が制約されるのだろう。

 以上,3DMarkの結果からすると,Prestige 14 A12UCは,RTX 3050を使えばフルHDかそれ以下の解像度ならば,グラフィックス品質を調整することで多くのタイトルを快適にプレイできそうだ。一方,Iris Xeのほうは,グラフィックス負荷の軽いゲームであればプレイできるかもという程度である。実ゲームではどうだろうか。

 まずは,Far Cry 6のグラフィックス設定「中」における結果(グラフ8)を見てみよう。なお,Iris Xeは,おそらくドライバソフト側の問題により,正常に表示できなかった。そのため,RTX 3050のみのテストになる。RTX 3050では,外部ディスプレイで3種類の解像度を正常に表示できた。

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 残念ながらどの解像度でも,4Gamerにおけるプレイアブルの目安である平均60fpsを超えられなかった。ただ,1600×900ドットでは約55fpsが得られたのでグラフィックス品質を「低」まで落とせば目安は超えられそうだ。
 とはいえ,最小フレームレートの落ち込みが大きいのは気になる。RTX 3050は,グラフィックスメモリ容量が4GBと少ないので,メモリの少なさが性能を制約している可能性はある。

 続いては,バイオハザード ヴィレッジをテストしてみよう。本作では,グラフィックス品質として「パフォーマンス重視」のプリセットを選択した。解像度は,Iris Xeで2560×1440ドットを選択できなかったため,1920×1080ドットと1600×900ドットの2種類で計測した。結果はグラフ9,10だ。

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 グラフのとおり,プレイアブルの目安となる60fpsを超えたのは,RTX 3050使用時の1600×900ドットのみだった。この設定では平均90fpsを超えているので,通常なら快適にプレイできるという結論になるが,少々問題もある。RTX 3050でプレイしていると,おそらくテクスチャやジオメトリの転送時に,一定の間隔でガクガクと描画が止まるのだ。平均90fpsのフレームレートから想像できるほど快適とは言い難い。
 実のところ,Iris Xeにおける1600×900ドットのほうが,平均フレームレートは低いものの,描画のひっかかりがないので快適に感じられた。Iris Xeで解像度を1280×720ドットまで落としたほうが,バイオハザード ヴィレッジは快適にプレイできるかもしれない。

 次のFortniteは,Iris Xeだと1つの解像度でしかプレイできなかったので,RTX 3050の結果をグラフ11にまとめてみた。グラフィックス品質のプリセットは「低」である。

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 プレイアブルの目安である平均70fpsは,1600×900ドットなら超えられた。最小フレームレートの落ち込みが大きい点は,バイオハザード ヴィレッジと同じなので,テクスチャ品質をさらに落とすなどの工夫が必要になりそうだ。
 ただ,FortniteはNVIDIA独自の超解像技術「DLSS」に対応している。そこで,DLSSを有効化してみたところ,グラフィックス品質「低」なら1920×1080ドットでも平均100fpsを超えるフレームレートが得られた。ただ,DLSSを有効化しても最小フレームレートの落ち込みは解消できなかったので,何らかの対策が必要になる点に代わりはない。

 続くBorderlands 3も,Iris Xeでは1600×900ドットしか選択できなかった。また,RTX 3050でも2560×1440ドットで正常に表示できなかったので,1920×1080ドットと1600×900ドットの結果のみをグラフ12にまとめた。グラフィックス品質のプリセットは「低」である。

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 グラフのとおり,Borderlands 3ではどの解像度でもプレイアブルの目安となる平均60fpsを超えられなかった。グラフィックス品質「低」でこの結果なので,Prestige 14 A12UCでBorderlands 3をプレイするのは厳しい。

 実ゲームの最後は,FFXIV暁月のフィナーレベンチである。「標準品質(ノートPC)」プリセットの総合スコアをグラフ13に示そう。

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 3つの解像度すべてで,RTX 3050のほうが高いスコアを残した。RTX 3050のスコアは,Iris Xe比で24〜53%程度も高い。RTX 3050であれば1920×1080ドットでも快適さの目安となるスコア8000を超えているのは,注目に値する。
 その一方で,Iris Xeで8000を超えたのは,1600×900ドットだけだった。Prestige 14 A12UCでFFXIVをプレイするときは,RTX 3050を選択するのが妥当であろう。

 グラフ14,15,16には,FFXIV暁月のフィナーレベンチの平均および最小フレームレートをまとめている。

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 FFXIV暁月のフィナーレベンチにおいても,最小フレームレートの落ち込みが大きい点はこれまでと変わらない。Iris Xeのほうが,最小フレームレートの落ち込みは小さいので,RTX 3050では快適でないと感じるなら,あえて低解像度にしたうえで,Iris Xeでプレイするという手もありだろう。

 ゲーム関連のベンチマークテスト結果を見てきたが,ビジネス向けのノートPCであるPrestige 14 A12UCでも,軽めの設定にすればゲームをプレイできそうだ。
 平均フレームレートでは,RTX 3050が圧倒しており,Iris Xeが上回ることはなかった。ただ,RTX 3050では最小フレームレートが落ち込む傾向が見られたので,タイトルによっては,Iris Xeのほうが快適にプレイできる場合もある。Prestige 14 A12UCでゲームをプレイするときは,まずRTX 3050でプレイしてみて,快適さに欠けると感じたときは,Iris Xeで解像度を1280×720ドットまで下げてプレイしてみると,意外と快適にプレイできるかもしれない。


バッテリー駆動時間,消費電力ともに優秀な結果を残す


 続いては,Windowsや非ゲームアプリの性能を調べるPCMark 10の「PCMark 10 Extended」の結果から,Fire Strike相当の「Game」を除くスコアをグラフ17に掲載しておこう。なお,GPUを切り替えて実行する「カスタム」テストとなるため,総合スコアは算出されない。

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 Windowsの快適さを見る「Essentials」では,Iris Xeがやや有利で,ビジネアプリの性能を見る「Productivity」ではRTX 3050が有利,写真の加工や3Dグラフィックスのレンダリングを含む「Digital Content Creation」ではIris Xeが有利といった具合で,GPUによって見事に異なる結果が得られた。
 Iris Xeを選択したEssentialsのスコアが,10000を超えた点は注目できる。10000超のスコアは,これまでならハイエンド市場向けPCでしか得られないスコアだったからだ。Prestige 14 A12UCにおけるWindowsの動作は,極めて快適と考えていいだろう。

 なお,Digital Content CreationでIris Xeのほうが高いスコアを残したことに,疑問を感じるかもしれない。同テストには,OpenCLに対応する2Dグラフィックス処理ソフト「ImageMagick」が含まれている。もし,これがCUDA対応なら,RTX 3050が圧倒したはずで,Digital Content Creationに含まれるテストは,必ずしもRTX 3050に有利ではなかったというだけと解釈できるだろう。クリエイター系のアプリはCUDAに対応するものが多数あるので,RTX 3050のほうが快適なケースも多いはずだ。

 PCMark 10では,バッテリー駆動時間を計測する「Battery test」も実行してみた。テストしたのは,オフィスアプリを連続実行する「Modern Office」と,Fire Strikeのデモグラフィックスを流し続ける「Game」の2つだ。結果はグラフ18のとおり。

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 どちらのGPUでも,Modern Officeで4時間強,Gameだと1時間強という結果になった。Iris Xeのほうがややバッテリー駆動時間は長いものの,差はわずかだ。Prestige 14 A12UCは,消費電力や発熱で性能を調整しているようなので,どちらのGPUを選んでもバッテリー駆動時間に大きな差は出ないということだろう。

 ちなみに,JEITA 2.0に基づくメーカー公称のバッテリー駆動時間は,最大7時間なので,連続的に動作させるModern Officeで4時間強という結果は,妥当だろうと思う。半日程度の外出で間欠的に使う程度なら,十分に対応できるバッテリー駆動時間なので,Prestige 14 A12UCはモバイル用途も快適に使えるはずだ。
 ただ,ゲームだとさすがにバッテリー運用は厳しい。ゲームプレイ時はACアダプター運用が基本になるだろう。

 最後に,各テストにおけるシステムの消費電力をまとめておきたい。ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,各アプリケーションベンチマークを実行したときに最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」としてまとめたのがグラフ19である。

Far Cry 6では,Iris Xeで計測できなかったため,「n/a」(結果なし)となっている
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 どちらのGPUでも,消費電力のピークは100W前後に収まった。ACアダプターの出力容量が100Wなので,その範囲に収まるように制御されていることがうかがえる。FFXIV実行時に,Iris Xeが記録した101.5Wという値がピークとなった。
 なお,アイドル時の消費電力は,ディスプレイのバックライト輝度を30%で測定しているが,10W程度という値は非常に優秀だ。Prestige 14 A12UCのバッテリー駆動時間の長さは,アイドル時の低消費電力にも助けられているのだろう。


ビジネスノートPCを探しているゲーマーにおすすめできるPrestige 14 A12UC


 Prestige 14 A12UCを見てきたが,頑丈な筐体と美しく見やすいディスプレイ,そして十分なバッテリー駆動時間など,モバイル利用に耐えるビジネス向けノートPCに仕上がっている。そのうえで,RTX 3050の3Dアクセラレーションが使えることがPrestige 14 A12UCの特徴といえる。クリエイター向けのアプリを使う機会が多いビジネスには最適だ。

 ゲームを快適にプレイするには,相応の工夫が必要ではあるが,ビジネスノートPCでもたまにゲームをプレイしたいというゲーマーなら,Prestige 14 A12UCは十分におすすめできる。Iris XeだけでなくRTX 3050が使えるので,プレイできるゲームの幅は一般のビジネスノートPCよりも広くなるからだ。ビジネスノートPCを探しているゲーマーなら選択肢に入れておくべき製品ということができるだろう。

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MSIのPrestige 14 A12UC製品情報ページ

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