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中国政府が,未成年者に対するオンラインゲームサービスの提供指針を発表。未成年者は深夜のログイン不可,プレイ時間は平日1.5時間までなど
中国新闻出版广电报にて11月6日に報じられた詳細によると,同国内でサービスされているオンラインゲームを対象に,未成年(中国では18歳未満)のプレイヤーに対し,22:00〜翌8:00はログイン不可,土日・祝日は3時間まで,平日は1.5時間までのプレイ時間制限が課せられるとのこと。
また,課金サービスについても未成年への制限が行われる。8歳未満は課金サービス自体の提供が不可,8〜15歳は「1回のチャージ上限は50元(約780円)/月ごとの合計課金上限は200元(約3120円)」,16〜17歳は「1回のチャージ上限は100元(約1560円)/月ごとの合計課金上限は400元(約6240円)」になるという。
こういった年齢制限に関するシステムを整えるほか,オンラインゲーム用アカウントの実名化,ゲーム業界への管理強化,教育機関や未成年保護者への啓蒙活動など,さまざまな施策も行われる。なお,各種制限の対象は特定のゲームタイトルではなく,ゲームを提供するプラットフォームに対してのものとなる。
中国新闻出版广电报の「国家新闻出版署发布《关于防止未成年人沉迷网络游戏的通知》」記事
※2019年11月7日12:25,見出しを含め,翻訳部分に誤解を招く表現があったため修正いたしました
※2019年11月7日18:00,発表の日時に誤りがあったため修正しました
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