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ヤフーとLINEが経営統合した“新生Zホールティングス”の戦略方針説明会をレポート。グループ内のすべてのサービスにAIを活用する
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印刷2021/03/02 16:19

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ヤフーとLINEが経営統合した“新生Zホールティングス”の戦略方針説明会をレポート。グループ内のすべてのサービスにAIを活用する

 Zホールディングス(以下,ZHD)は2021年3月1日,戦略方針説明会を東京都内で開催した。この説明会では,同日付で経営統合したヤフーとLINEに関する内容を中心に,今後の展開が発表された。

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Zホールディングス 代表取締役社長 Co-CEO 川邊健太郎氏と,同 出澤 剛氏
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 ZHDは「検索・ポータル」「広告」「メッセンジャー」を根幹領域と定め,その上で「コマース」「ローカル・バーティカル」「Fintech」「社会」の4つを集中領域として,データ・AI技術を掛け合わせて新たな価値を創出していくという。

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 コマース領域では,メッセージアプリ「LINE」を使ったソーシャルコマースを強化。「LINE」で友達にギフトを送れる「ソーシャルギフト」や,一定人数の友達と一緒に商品を購入できる「共同購入」,インフルエンサーによる紹介動画を観ながら商品を購入可能にする「ライブコマース」を展開する。

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 オンラインと実店舗を連携した「X(クロス)ショッピング」も展開。オンラインで購入した商品を自宅や店舗で受け取るなど,時と場合に合わせたストレスのないショッピングを可能にするとのこと。また実店舗の商品をオンラインで予約するなど,オン/オフラインが融合したショッピング体験を目指すという。さらに,商品やサービスの価格をユーザーの状況に合わせて変動させる「My Price構想」にも,中長期的に取り組んでいく。

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 事業者に向けては,実店舗,自社EC,モール型EC,SNSを1つの画面で管理・運営できる仕組みを中長期的に構築する。そのベースとなるECソリューション「Smart Store Project」を,2021年上半期にリリースする予定だ。こうした取り組みを通じて,2020年代前半にEC物販の領域で国内No.1の取扱高を目指すという。

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 飲食や旅行を扱うローカル・バーティカルの領域では,AIなどITを活用した各店舗の集客支援などを進めていく。例えば飲食店予約サイトは,既存の「Yahoo!ロコ」と「一休.com」に加え,新たに「LINE PLACE」をローンチする予定。また「出前館」との連携を強め,今後はZHDグループ内のほかのサービスの配送網として活用していくことを検討している。
 さらに旅行の領域においても,両社のシナジーを活かし一層の集客,効率的なマッチングを実現する。

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 広告の領域においては,事業者向けに新たなマーケティングソリューションを提供する。具体的には「Yahoo! JAPAN」と「LINE」,決済サービス「PayPay」を連携させて,ユーザーにクーポンなどの有益なオファーを提供するという。そして商品購入後にも,改めて有益なオファーを提案することにより,事業者にとっては効率的なマーケティングが可能となり,ユーザーにとってはノイズが少ない有益な情報を得られるメリットが生じるとしている。

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 Fintech領域では,ユーザーの状況に合わせてローンや資産運用,保険などの提案を強化する。またその際に対応する金融機関は,ZHDグループ傘下に限らないマルチパートナー制となる。

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 さらに,2022年4月に決済サービス「LINE Pay」の国内事業を「PayPay」に統合すべく協議を開始。直近では2021年4月下旬以降,「PayPay」のユーザースキャン方式の加盟店において,「LINE Pay」での支払いが可能となるとのこと。

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 社会事業領域においては,「LINE」を活用した新型コロナウイルスのワクチン接種予約システムを提供。このシステムは,全国約200の自治体に導入される見込みだ。
 また内閣府の「マイナポータル」と連携し,引っ越しなど行政手続きのオンライン申請サービスを開始する。

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 防災領域では,「Yahoo! JAPAN」と「LINE」を介して「平時」「災害警戒時」「災害発生時」「復旧・復興」のフェーズごとに,ユーザー各自に合わせた最適な情報を発信していくとのこと。
 またヘルスケア領域では,オンライン診療「LINEドクター」を使って服薬指導や薬の配送などを展開する。

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 こうした経営方針の中心となるのはAIで,ZHDグループではすべてのサービスにAIを実装するという。そのために今後5年間で各領域に5000億円の投資を行い,AI関連の人材を5000人増員する計画だ。
 またグローバルでは,ソフトバンクやNAVERのネットワークやノウハウを生かして,展開を強化していくとのこと。

 以上の取り組みにより,2023年度は売上収益2兆円,営業利益2250億円を目指すという。

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 質疑応答では,「Yahoo!ゲーム」「LINEゲーム」など競合する既存のサービスやコンテンツが今後どうなるかについての質問がなされた。
 ZHD 代表取締役社長 Co-CEO 川邊健太郎氏によると,「Yahoo!」には男性ユーザーが多く,「LINE」には若年かつ女性のユーザーが多いといったようにユーザー属性が異なっているため,既存の形のまま継続するか,あるいは統合するかなどについては,新たに設置されたプロダクト委員会で意思決定していくとのこと。
 今後新たに展開するサービスやコンテンツについては,ヤフーとLINEが一体となって提供していくそうだ。

「Zホールディングス」公式サイト

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