「2022 台北ゲームショウ」は1月22日から25日までオフラインとオンラインで開催。24日までは毎日18時から特別番組の配信も

　台北市コンピュータ協会は，ゲームイベント「2022 台北ゲームショウ」を2022年1月22日から25日まで開催する。イベントは2021年と同様に，オフライン（台北南港展示館ホール1）とオンラインでの開催となる。1月20日と21日には，ビジネスゾーンの企画と「APGSアジア太平洋ゲームサミット」が，オンラインにて先行で開催される予定となっている。


　台北ゲームショウには，実機プレイがお披露目となる「THE KING OF FIGHTERS XV」（PC / PS5 / Xbox Series X / PS4）など140本ものゲーム，そしてインディーズゲームにフォーカスした「インディーハウス」には45本以上のゲームが出展されるという。「ボードゲームワンダーランド」には，今年は20社を超える会社とスタジオが参加し，「World of Warcraft」と人気ボードゲーム「パンデミック」のコラボ作品「World of Warcraft: Wrath of the Lich King」を始めとした50種以上のボードゲームが出展されるそうだ。

　なおオンラインの要素としては，ゲーム番組「プレー・スープ」のほか，PlayStation，そしてバンダイナムコエンターテインメント，スクウェア・エニックスといったゲームメーカーの協力のもと，初めて「2022 台北ゲームショウオンライン」という特別番組を配信するとのこと。後者は1月22日から24日まで，毎日18：00からの配信となる。中国語と英語での配信となるようだが，「聖剣伝説 ECHOES of MANA」（iOS / Android）の登場も予告されている，なかなかに気になる番組だ。

　本日は，開催概要やイベントのゲスト，配信番組の情報，7つの部門賞を競う「インディーゲームアワード2022」などの情報が届いているので，詳細は本稿末尾のリリース文でチェックしてほしい。

「2022 台北ゲームショウ」公式サイト

2022年台北ゲームショウが間もなく開幕！
140本以上のアツいゲームたちと共に
この寒い冬を楽しみながら過ごそう！

2022年の台北ゲームショウ（以下、TGS）は1月22日から25日までの期間で、毎日午前9時から午後5時まで台北南港展示館ホール1にて開催されます。140本以上のゲーム、ハードウェアなど、目まぐるしいほどにたくさんの作品が出展されます。夕方から開始となる台北ゲームショウONLINEでは、ゲームに新たな息吹が吹き込まれて活気に満ち溢れていることを感じられるはずです。

ビジネスゾーンと2022年APGSアジア太平洋ゲームサミットは、1月20日と21日にオンラインにて先行して開催されます。ビジネスゾーンには32以上の国と地域から300社以上の業界関係者が一同に会します。APGSでは豊富なラインナップと共に著名な講師陣をお招きしており、ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）インディーズイニシアチブ代表の吉田修平氏とプラチナゲームズ株式会社スタジオヘッドの稲葉敦志氏、チーフゲームデザイナーである神谷英樹氏など第一線のプロフェッショナルの方々が登壇します。その他メタバースクロスドメインイノベーションフォーラムも24日に開催されますので、業界関係者の皆さまもぜひご覧ください!

クロスプラットフォームで人気を博すゲームが登場
TGS eスポーツステージにて生放送

今年の台北ゲームショウでは140本もの人気ゲームが登場しますが、その中にはクロスプラットフォームで展開されるゲームも数多くあります。参観者の皆さまの盛り上がりも非常に楽しみですが、TGS eスポーツステージも盛大に沸き立ちそうです。

《NBA 2K22》チャレンジカップオフライン台湾決勝大会を含め、《ジャストダンス2022》のオープン戦、《ヴァロラント》TGS決勝戦、《リーグ・オブ・レジェンド：ワイルドリフト》の4位決定戦、《レジェンド・オブ・ルーンテラ》4位決定戦と優勝決定戦、《ハンドレッドソウル》など、各タイトルで立て続けに熱戦が繰り広げられることでしょう。

近日リリース予定された格闘ゲーム《ザ・キング・オブ・ファイターズ XV》も初めて実機でのプレイがお披露目となり、エキシビションマッチも開催されます。
これら全ての内容はTGSのFacebookファンページで生放送されます。

インディーハウス、ボードゲームワンダーランドの豊富なコンテンツが目を引く

TGSは、いつもインディーズゲームスタジオとユーザーとが近い距離でコミュニケーションを図ることができ、感想やアドバイスも聞けるチャンスでもあります。
今年のインディーハウスには45個以上のゲームが登場します。台湾チームが開発して話題をさらった《添丁の伝説》、誰にとっても馴染みのある信号機から着想した《ハント・オア・ホーント》を含め、オーストリア、デンマーク、香港など海外の制作チームも参加しています。

ボードゲームワンダーランドには、今年は20社を超える会社とスタジオが参加し、50種類以上のボードゲームが出展されます。その中で、Gokids＆Asmodee 社は史上最強のIPと名高い《ワールド・オブ・ウォークラフト》と人気ボードゲーム《パンデミック》とのコラボ作品《ワールド・オブ・ウォークラフト：リッチキングの怒り》がお披露目となり、そしてFayble社は様々な遊び方が可能なトレーディングカードゲーム《フレッシュ＆ブラッド》で参戦しました。

台北ゲームショウオンラインは日が暮れてもまだまだ勢いは衰えない！
あの大手メーカーからのニュースも発表！

台北ゲームショウでは、生放送ゲーム番組《プレー・スープ》とPlayStationプラットフォーム、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックスなどの有名なゲームメーカーとの協力のもと、初めて「2022台北ゲームショウオンライン」というオンライン特別番組を1月22日から24日までの期間で毎日午後6時からオンラインで放送し、皆さまと共に楽しく盛り上げていきたいと考えています。

番組の中ではたくさんの名作ゲームの紹介と共に、新作情報が公開されます。日本の大手ゲーム会社であるスクウェア・エニックス社が2022年春に発売予定の新作スマートフォンゲーム《聖剣伝説 ECHOES of MANA》も番組内で登場。

そして、実機でのゲームプレイ画面を生放送でライブ公開し、ゲームプロデューサーの治田氏と開発ディレクターの村田氏もオンラインでご参加いただき、制作途中での紆余曲折やゲームの最新情報を独占公開します。バンダイナムコエンターテインメント社からはプロデューサーと開発チームをお招きし、リリース予定となる新作ゲームについて説明していただきます。人気の配信ライバーが皆さまにゲームの魅力を存分に体感できるようお伝えしますので、ぜひぜひお見逃しなく！

その他、インディーズゲームをテーマにした紹介も行います。タイの「バーミリオン・デジタル」、カナダの「レッド・ネクサス ゲーム」、ポーランドの「エレミテゲーム」、台湾の「ピニックスゲーム」、「TOII実験室」などインディーゲームチームからの最新作をお届けする予定です。そして、もちろん必要不可欠なボードゲームからは、大人気の《マーベル：シークレット・ファイルズ 》が初登場します！

国内外のユーザーがオンラインで一緒に楽しめるように、今年の「2022台北ゲームショウONLINE」は中国語と英語の両方での2ヶ国語字幕も用意しています。YouTube番組の「現在不要NOW」とTwitchの「TGS live」での生放送に加えて、AfreecaTVと17LIVE、Huya(虎牙直播)でも初めて合同での放送を実施。中国、韓国、東南アジア全域のプレーヤーの皆さんにとって最適なチャンネルを選択いただけるようになりました。

ビジネスゾーンがオンラインで先行開催
APGSとメタバースフォーラムの講師のラインナップは目を見張る

今年のビジネスゾーンはオンラインの形で一連のビジネスマッチングを行います。先日開催された初めてのビジネスマッチング会では、7か国から18のゲームチームと出版社にご参加いただきました。「Biz-Matching Systemビジネスマッチングシステム」には、12月初旬からのバイヤー企業の募集開始以降、30近くの国と地域から300社以上からの申請をいただいています。GAMELINKERオンラインビジネスプラットフォームとビジネスマッチングシステムより、人脈を広げ、ビジネスチャンスの創出ができることを期待しています。ゲーム業界関係者の皆さまはこの台湾における最も重要なゲーム業界の交流イベントにぜひ奮ってご参加ください！今後、TGSもゲームショウ期間外にテーマ別の小規模なマッチメイキング会を開催する予定で、年間を通じてサービスを提供いたします。

2022年APGSアジア太平洋ゲームサミット（Asia Pacific Game Summit，以下APGS）は、オンラインとオフラインで同時に開催されます。オンラインイベントでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）インディーズ イニシアチブ代表吉田修平氏、プラチナゲームズ株式会社スタジオヘッドの稲葉敦志氏とチーフゲームデザイナー神谷英樹氏、OK JOYのゲームデザイナー曾羅克氏、エクソラのグレーターチャイナディレクター陳京波氏、now.ggの台湾ゼネラルマネージャー林俊廷氏、Underscore Game Studioのコンセプトアート丁偉倫氏、Clever Plays Studioのスタジオヘッドアンジェラー・メーイーアー氏、Red Nexus Gamesの創設者ディラン・ゲディグが講師を務め、毎日午後2時から午後3時の間で素晴らしい講演を行っていただく際には、中国語と英語の字幕も付きます。

メタバースクロスドメインイノベーションフォーラムは24日の午後1時に南港展示館ホール1にオフラインで開催され、ANDES、Jorjin、PEGATRONなどの業界におけるスペシャリストの方々から最も詳細なメタバースに関する分析と、この分野を先取りするための方法をお伝えします。

待望の「インディーゲームアワード2022」は、今年度は世界35カ国から142ものタイトルを集め、7つの部門賞を競い合い、最終的にその中の27のゲームを選抜して最終ラウンドに入りました。ここからさらに各国のゲームメディア専門家によって最終的に各部門の受賞者が選ばれ、 1月20日午前10時にTGS公式YouTubeチャンネルの「Taipei Game Show」番組内で発表となる予定です。


【活動情報】

#B2C ZONE
展示期間：1月22日〜25日
開催地：台北南港展覧館ホール1
ウェブサイト：
https://tgs.tca.org.tw

#ビジネスゾーンが(ONLINE)
展示期間：1月20日〜21日
ウェブサイト：
https://tgs.tca.org.tw/index_2b_e.php
GAME LINKER：
https://tgs.tca.org.tw/gamelinker/

# ASIA PACIFIC GAME SUMMIT ONLINE
展示期間：1月20日〜21日15:00-16:00
ウェブサイト：
https://tgs.tca.org.tw/apgs/agenda.php?lang=e

#2022 Taipei Game Show ONLINE feat.《Play Soup》
展示期間：1月22日〜25日毎日19:00から
YouTube channel「現在不要NOW」：
https://reurl.cc/RjrkVg
Twicth channel「TGSlive」：
https://www.twitch.tv/tgslive