プレイレポート
タイトーステーション池袋西口店に体験型アトラクションスポットX-STATIONが誕生。ここでしか体験できない新作タイトルの魅力をレポート
X-STATIONは,「BEAT SABER」,「VAR BOX」といったVRゲームに,モーションセンサーを用いたフィットネスゲーム,「iWall」,そして4m四方のボックス内の壁と床,5面に投影された映像を用いたアトラクションが体験できる「CUBE」で構成されたプレイスポットだ。
上記の中でも「CUBE」専用タイトルの「SPACE CUBE」と「Cyber ARKANOID CUBE edition」は,現在X-STATIONでしか遊ぶことができないため,同施設の大きなウリとなっている。
「SPACE CUBE」
X-STATIONでの稼働が初お披露目となった「SPACE CUBE」は,タイトーを象徴するゲームタイトル,「スペースインベーダー」をモチーフにした,1〜4人で遊べるガンシューティング。プレイヤーは宇宙空間に適応するためのシミュレーターで訓練を積むクルーに扮し,ミッションのクリアを目指す。
ミッションは全部で3種類。壁に表示されたアルファベットを撃って英単語を完成させるパスワードミッション,ガンコントローラーのトリガーを引き続けてスペースデブリを吸い込む回収ミッションといった,操作に慣れるチュートリアル的なゲームを経て,本命のインベーダー撃退ミッションに挑戦するという流れで進行する。
「SPACE CUBE」をプレイしてやはり印象に残るのは,ボックス(プレイスペース)内の前後左右の壁と地面をゲーム画面に見立てているというアトラクションの仕様そのもの。視界のほぼすべてが宇宙空間になっているため,高い没入感を味わわせてくれる。
なお,ゲーム内容は一人ひとりが前後左右4つの壁のうちひとつを担当する形式で,正面の敵を集中して倒せばOKというシンプルな作り。ガンシューティングを一度でもプレイしていれば戸惑うことなく遊べるはずだ。ちなみに隣のプレイヤーの敵を撃つことも可能なので,余裕がある人は手助けをするのもいい。
また,「SPACE CUBE」は公式サイトにプレイヤー登録を行うと自身のスコアを確認したり,プレイ回数を重ねてマイルを溜めるとデジタルノベルティやカードがもらえるなど,複数回プレイするユーザーを意識した作りになっている。X-STATIONに通える人にとっては,ハイスコア更新を目的に遊ぶ,アーケードゲームとしても楽しめるはずだ。
「Cyber ARKANOID CUBE edition」
こちらはブロック崩しゲームの代表格,「アルカノイド」をベースに作られた1〜2人用のアトラクション。画面に出現するパック(ボール)をブロックにぶつけて破壊していくというルールは「アルカノイド」そのままだが,打ち返すパドル(ラケット)がプレイヤーの両足になっている。
そのためゲームがスタートすると,床に映ったパドルを追いかけて前後左右に動き回ることになるので,ノリはスポーツに近い。個人差はあるだろうが,1プレイ10分間をやり切ったころには,かなりの運動量になっていると思われる。10種類以上の有酸素運動を体験できる「iwall」と合わせてプレイすれば,ゲームセンターではなくフィットネスクラブで体を動かしているような気分を味わえそうだ。
タイトーステーション池袋西口店の1フロアとして営業しているX-STATIONは,原則年中無休,入場無料で営業中だ。また,「CUBE」で遊べるタイトルは「SPACE CUBE」,「Cyber ARKANOID CUBE edition」のふたつに留まらず,今後増加していく予定もあるとのこと。自宅では体験できない新しい遊びに興味がある人は,ぜひ一度X-STATIONを訪れてみてほしい。
「タイトーステーション 池袋西口店」公式サイト
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