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MicrosoftとActivision Blizzardの統合についての審査結果を公正取引委員会が公開
これは,1月18日にアナウンスされたMicrosoftによるActivision Blizzardの買収を受けてのことで(関連記事),日本では,同社から独占禁止法の規定に基づく,株式取得及び合併に関する計画届出書の提出を受けた公正取引委員会が審査を行っていたものだ。
発表によると,“一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなるとはいえないと認められた”ので,当事会社グループに対して排除措置命令を行わない旨の通知を行ったとのこと。
約687億ドルにおよぶ巨額買収となったこの買収劇は,2020年9月にアナウンスされたMicrosoftによるBethesda Softworksの買収額である75億ドルをはるかに超えるもので,ゲーム業界にとっても史上最大のものである。発表後,EUを含む16の国や地域で独占禁止法抵触の審査が行われていた。
なお,詳細な審査結果の内容が知りたい人は,こちら(リンク)で確認してほしい。
※2023年3月28日20:15,初出時,タイトルに不適切な表現がありました。お詫びして訂正いたします。
「(令和5年3月28日)マイクロソフト・コーポレーション及びアクティビジョン・ブリザード・インクの統合に関する審査結果について」
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