・アクチュエータでシートが揺れる「Cobra Chair」
　立体メガネをかけて魔法のじゅうたんに乗って空を飛ぶバーチャル体験（写真は右の上下）。崖をよけるときなどにシートが動く。魔法のじゅうたんだとフワフワかと思うが，ギコバタと激しく揺れる。思っていた以上に強力で，油断するとシートから落ちそうなくらいだった。
　写真の一人用のほか，二人用，四人用シートもある。参考価格7000ドル。さすがに高い。

・韓国製ゲーム用筐体「XG250」
　アーケード用の筐体かと見間違えるが，PCあるいはコンシューマ機をシートの後ろに搭載するようになっている（写真は真中の上下）。120度回転可動/前後左右に15度動き，シート背面にバイブレーションジェネレータを装備している。日本語でのリーフレットを用意して，日本での販売に意欲を見せている。名乗りをあげるメーカーはどこだ？　9月発売予定。
　同社製品には，ほかに釣りゲーム用「May Fry」，自転車筐体の「Cycle Roid」などがある。

・デザインが秀逸「nostromo n50」
　nostromoの製品はすべてがカチッとしたデザインで統一され，光沢のある濃いグレーにオレンジのアクセントを入れるのが特徴。コストダウンで安物が増える中，人とは違うモノを探しているのであれば，候補の一つとしてオススメする。競合製品は，マイクロソフトの「Strategic Commander」や先に紹介したThrustmasterの「HOMAB」あたりか。
　左手親指が8wayのパッド，人差し指がホイールコントロール，10個のプログラマブルキーを搭載し，57個のファンクションをProfile Editorで指定する。ゲームごとにプロファイルを保存し，キーの設定の切り替えが可能。シリーズ製品として，PC用ゲームパッド「nostromo n45」「nostromo n40」，ゲームマウス「nostromo n30」，ジョイスティック「nostromo n60」がある。各製品の発売は2001年8月予定。