「ここ」で紹介した"Iron Storm"を発表したフランスの新興の開発元Wanadooには，今月から2002年にかけてリリースされるアドベンチャーゲームが4作もある。すべてがホラー系だが，それぞれに異なった内容を持ったアドベンチャー作品群だ。日本でも，「ここ」で紹介したようにツクダシナジーが本腰入れて売るような気配がするので，Iron Storm共々，国内発売に期待できるかもしれない。
　まずは2作をご紹介。

■Curse：The Eye of Isis
（画面上段3枚）

　プレイアブルなデモが公開されていたの，この「Curse：The Eye of Isis」である。内容は，インディ・ジョーンズのような考古学者の主人公が，エジプトの遺跡内部でミイラやゾンビたちを倒していくというもので，"バイオハザード：コードベロニカ"を"トゥームレイダー"のように軽快にした感じだ。カメラは固定式でシーンごとに切り替わるようになっており，敵が登場するたびに音楽で知らせてくれる。
　プレイヤーは，ピストルやショットガンはもちろん，スナイパーガン，火炎放射器などを所持しており，照準を定めるたびにカメラがプレイヤーキャラクターの背後に寄って行くようになっている。アラビア系の男や同僚の考古学者など，主人公を助けてくれるNPCも登場し，19世紀の雰囲気ただよう機器を駆使して敵と戦うのだ。

■Halloween
（画面下段3枚）

　残念ながらムービーデモのみだった「Halloween」は，小さくて赤い悪魔を動かしていく謎解き中心のアドベンチャーゲーム。製作を担当しているのは，ハイクオリティなグラフィックで名高いフランスのKalisto Studiosだ。コミカルなキャラクターたちが登場し，本物のモンスターと戦ったり，謎を解き明かしてゲームを進めていく，ホラーながらも低年齢を対象にしたゲーム内容になりそうだ。