[TGS#1]「エンパイア・アース」がついに日本上陸! - 10/13 00:35


 国内でも人気の高い「Age of Empires」シリーズのファンから大きな期待を寄せられている「エンパイア・アース」は,この秋の東京ゲームショウが国内初のお披露目となった。今回公開されたバージョンは製品版に限りなく近いものらしく,制限らしい制限もない状態でプレイできる。
 なので,最初の時代であるPrehistoric Age (有史以前) から始めてゲーム全体の流れを感じることもできるし,Middle Age (中世) など途中の時代からゲームをスタートさせて,いろいろなユニットを生産,操作してみることも可能だ。操作デバイスには,お馴染みのマウスとキーボードに加えて「ストラテジックコマンダー」が用意してあり,ユーザーが自由に選べるようになっている。

 さっそく,さまざまな設定を試しながら実際にプレイしてみたが,初期資源の量や勝利条件の変更,"スタート時の時代と最後の時代"を自由に選択できるなど,設定項目の豊富さはAoEシリーズにもまったく引けをとらないレベルだといえそうだ。
 また,システム面で新たに判明したこととして,一番最初の時代であるPrehistoric Age (有史以前)から,「Town Center」――要は"町の中心"だ――を増設可能という点が挙げられる。これにより,時代を進化させるアクションやテクノロジーの開発を行なうアクションが"生産力の拡大の妨げ"にならず,その結果,テンポのよいゲーム展開を期待できるのではないだろうか。
 ただ,Town Centerの建設の仕方は特殊なので注意が必要。建設には,まず資源の集積所である「Settlement」を作成し,そこに生産ユニットである「Citizen」を5人入居させなければならないのだ。単純に建設メニューから選んで作れるわけではない。Citizenは,一度入居してしまうと2度と帰ってはこないので,どういうタイミングでTown Centerを増やしていくのかが,プレイヤーの大きな悩みどころとなりそう。ユニットの挙動や効果音なども素晴らしく,11月16日の発売日が待ち遠しいというものだ。
 ちなみに,資源設定を「Death Match」の状態に設定してゲームを開始させれば,始めから多くの資源を保有している状態でゲームがスタートするため,短時間で大軍を作って豪快に楽しむことができる。もし,13日〜14日の東京ゲームショウに行く予定のある人は試してみてほしい。

 また,当サイトのここにプレビューが,ここここにスクリーンショット集が掲載されているので,より詳しいゲームの情報に関してはそれらを参照してほしい。(TAITAI)

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