大追跡を楽しめる「チェイスチェイス」をやろう! - 12/27 20:29

 シュールなグラフィックスとシンプルなゲームシステムを組み合わせて,新しいゲームスタイルを作り上げたエニックスの「チェイスチェイス」。基本的にはボードゲームのスコットランドヤードのような,レールが敷かれたマップ上を移動する"鬼ごっこ"ゲームとなっている。しかし,チェイスチェイスならではといえるシステムも多く用意されており,新感覚ゲームとなっているのが特徴。今回β版をプレイできたので,簡単なゲームシステムを紹介しよう。「ここ」のニュースや「こちら」にUpしてあるムービー(16MB)も,ぜひチェックしてみてほしい。

 プレイヤーはチェイサー(追跡者)ターゲット(目標者)の二つに分かれて,一つのマップ上で追いかけっこを繰り広げる。チェイサーとターゲットを合わせて5人までが一つのマップで同時にプレイできるが,そのマップは,東京を始めとして香港やブエノスアイレスなどの都市が用意されており,実際の交通状態と同じように線路や道路が配置されているのだ。つまりチェイスチェイスをプレイすれば,ある程度その土地のマップを覚えられるかもしれない……?

 ゲームのスタート時には一定の所持金が渡され,それを消費してさまざまな交通機関を利用していくことになる。徒歩で移動すれば当然お金を使うことはないが,電車やバスを利用すればそれだけ高額なお金を払う必要がある。電車は長距離を移動するのに便利だし,徒歩は複数の方向に移動できるのが便利だ。これらの交通機関を利用してチェイサーはターゲットを追い詰め,ターゲットはチェイサーから逃げ延びるのである。
 捕まえられたか捕まったかにかかわらず,ゲームは30〜50ターン(1ターンは時間制限が設けられている)で終了する。終了時には行動内容によってポイントが与えられるのが特徴。マップ中にある高ポイント地点を通過すれば,それだけゲーム終了時のポイントも高くなるという仕組みだ。ほかにもチェイサー側,ターゲット側で異なるさまざまな要素によってポイントが算出されているようだ。このポイントはランキング制になっているので,トップチェイサー(トップターゲッター?)を目指すプレイスタイルも可能なのが嬉しいところ。またプレイヤー操るキャラクターは組織に属することとなり,ポイントを稼ぐことで組織内での地位も上がっていくのも新鮮だ。

 チェイスチェイスならではといえるのが,カードシステム。カードの種類には,所持金の回復や交通機関を麻痺させたりする効果などがあり,プレイ中に非常に有用なアイテムとなる。カードは数枚単位のパックで購入できるので,どのカードが入っているかは開けてからのお楽しみだ。さらに"レア"カードが用意されているだけでなく,どのカードを所持したことあるかというデータベースも用意されているので,収集する楽しみ方もあるのが嬉しいところ。カードをトレードする場所も提供されているので,レアなカードをトレードに出して必要なカードを複数枚ゲットするのももちろんOKだ。

 以上のようにチェイスチェイスは,ポイントを稼いだり,カード収集に没頭したりといろいろな遊び方ができるのが面白い部分。当サイトのβテスター枠も確保したので,ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
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