オーストラリアの新聞「Herald Sun」のWeb版が報じた記事「こちら」によると，メルボルン郊外にあるポートフィリップス重警備刑務所では，囚人達の長期のオツトメをねぎらうためか，館内のコンピュータを使って囚人達がゲームで遊べるようにしたり，定期的に映画の上映会を開いたりしているらしい。
　ところが最近では娯楽に対する規律が緩んでおり，「Grand Theft Auto」や「Carmageddon」など暴力描写が過激な内容のゲームも遊ばれていて，このことが表面化して問題になっているようだ。さらに先日は，ディンゼル・ワシントンが汚職刑事に扮した映画「トレーニング デイ」も上映されたというから驚き。この刑務所では，今年初めに税金を使ってまでアイスクリーム自動販売機（もちろん無料販売）を設置するべきかでも議論されていたらしい。（Okutani）