Take-Two Interactive社がバンクーバーに進出 - 08/03 10:53

 「GTA 3」「Max Payne」などでお馴染みのTake-Two Interactiveが,「Homeworld:Cataclysm」「Global Operations」などでお馴染みのBarking Dog Studios社を買収したと発表した。買収額は,3億ドルと同社の24万2,450株とされている。
 最近成長が著しいTake-Two Interactiveは,PCソフトのg.o.d GamesブランドやPS2などでシェアを延ばしているRockster Gamesブランドを持っている。カナダ東部には,これまでRockester Canadaが存在していたが,これをRockster Trontoに,旧Barking Dog StudiosはRockster Vancouverへとそれぞれ改名される。Rockster Vancouverでは,ワーナー社が1979年に公開したニューヨークを舞台にしたギャング映画「ウォーリアーズ」のゲーム化を進めているという。ウォーリアーズは,ギャング組織のボスの殺害の罪を擦り付けられたギャング団"ウォーリアーズ"が,襲いかかる他のギャングや警察の目を掻い潜りながらも地下鉄を使って自分のテリトリーに帰っていくというもので,顔におしろいを塗ったベースボールギャングやローラースケートを履いたもの,お色気のある女性チーマーなど多彩なギャングたちの登場が,今でも筆者の目に焼き付いている。Rockster Vancouverの新作が,GTAシリーズのようなギャング系のゲームになるのは間違いなさそうだ。(奥谷海人)


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