2002年12月20日にめでたく発売を迎えた，コンシューマ機で人気を博した不思議のダンジョンシリーズ最新作「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参！」（以下，アスカ）。同日には「風来のシレン インターネット版」も発売され，本格的なPC業界参入を果たしたアスカ。翌21日には発売記念を兼ねたゲーム大会が開催された。

　この日会場に選ばれたのは，もうすっかりお馴染みの秋葉原の新ゲームスポット「アソビットシティ6番街 インテルオンラインゲームスタジアム」だ。毎週なにかしらのイベントが開催される場所であり，国内外のPCタイトルや周辺機器，関連書籍なども一度にチェックできるスポットである。

　さて今回のゲーム大会は，参加者が大会専用にデザインされたダンジョン「アソビットシティ 6番街」に一斉に潜り，15分間のプレイスコアを競うというもの。スコアは所持アイテムや到達フロア階数などの要素をひっくるくめて算出。もちろん死んでしまうとダンジョン入り口からスタートとなるが，ルールでは死亡回数は問うていないので，プレイヤーは息つく暇なく潜り続けることになる。
　来場したファンは，ほとんどが不思議のダンジョンシリーズ経験者とのことで，操作説明などはナシ。ゲームパッドやキーボードなど各自好みの環境でプレイしていた。猛者揃いとあって「結構ギスギスした大会になるのかな？」と思っていたが，この大会の司会を担当した声優の伊藤敦子氏の楽しいMCで，会場の雰囲気は終始和やか。同氏も，自他共に認める「不思議のダンジョン」シリーズのファンだそうで，各プレイヤーの画面を見ながら到達階数をアナウンスしたり，アドバイス（？）をしたりと自身も楽しんでおられるようだった。

　というわけで，短いプレイ時間15分はあれよあれよという間に終了。10位までの入賞者にはアスカ特製カレンダー，そして優勝者には「マムルボンボン」が手渡されていたぞ。

　またこの日のスコア集計には，アスカ公式サイトと連動した「風来人番付」を採用。このランキングシステムは，アスカのプレイ終了後にゲーム内で登録作業を行うと，自動的にWebページが更新される仕組みだ。「風来のシレン インターネット版」でも利用できるサービスだが，製品版を持っている人ならぜひ活用して，インターネットランキングに名を残してみてほしい。

　なお，現在は「風来人番付」を含めた「アスカ オンライン サービス」は利用できないとのことで，正式なサービス開始日は2002年12月25日（12:00PM〜）とアナウンスされている。それまでに腕を磨き，開始と同時のスタートダッシュに備えるといいだろう。（Gueed）

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