Kimの韓国最新PCゲーム事情＃97

「Ragnarok Online」攻城戦システムをアップデート（2003/4/16）

Text by Kim Dong Wook特派員

　Gravity社は2003年4月15日，「Ragnarok Online」のテストサーバーであるサクライに，新マップとなる亀の島とギルド攻城戦（The war of Emperium）を追加アップデートしたと発表した。

　今回のアップデートでは，ギルド間の戦闘が可能なギルドアジトのマップと攻城戦, 新マップ追加に伴う新たなモンスターなど，さまざまな新要素が加わった。
　またこれまでは存在しなかった神々のアイテムと，ユーザーアイテム公募コンテストを通じて採用されたパンダの帽子，ポリングの帽子などの新アイテムも追加された。

　このたび追加されたRagnarok Onlineのギルド攻城戦は，大型ギルドだけの参加に限られていた従来のMMORPGの攻城戦の概念とは異なり，小規模の戦闘によってより多くのギルドが攻城戦に参加できるのが特徴。
　攻城戦でアジトを得たギルドは，旗の模様や城の名前などを自分達で設定できる。またアジト内のダンジョンが確保され，ギルド員だけの狩り場を持てるようになる。また専用のレアアイテムも入手可能だ。

　新しく登場する亀の島は，さまざまな伝説が語り継がれる神秘の島で，暴力団やスプリングラビットなど30余種の新モンスターが生息している。

　Gravity社の関係者は「今回追加したRagnarok Onlineの攻城戦は，ユーザー間のコミュニティ活性化が目的で，ほかのMMORPGの攻城戦とは違う楽しさをユーザーに提供できるはずだと」とコメントした。

　サクライのサーバーにアップデートされた攻城戦と亀の島は，5月初旬には本サーバーでも実装される予定だ。