ガマニアのSF MMORPG「エターナルカオス2003」では，昨年（2002年）の「風雲！ ボルディン城」イベントに続き，今年もボルディン城をめぐる攻城戦イベント「風雲ボルディン城2003ファイナル！！」を実施する。
　内容は，12月8日〜19日までの平日に行われる攻城戦に，ギルド"タナカ古代研究所"と"エタカ調査団"が，アンドロメダとオリオンの各サーバーに一度だけ参戦するというもの。
　いきなり「攻城戦に二つのギルドが一度だけ参戦する」といわれても，それのどこがイベントなんだよ！　といった感じだが，このイベントの裏にはバックグラウンドストーリーがあるのだ。以下が，その内容である。

　大切なユキヒメがいなくなり，未だ心癒されないエタカ教授の元に一通の手紙が送られてきた……。
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「久しぶりだな，エタカ教授。さて，さっそく用件に入ろう。ギルド『タナカ古代研究所』では偉大なる研究プロジェクトが進められているのだが，その研究に不足しているものがあり，それがボルディン城の地下に眠っているということが分かったのだ。だが，今ボルディン城はほかのギルドに支配され，なかなか採取できない。そこで，今回ギルド『タナカ古代研究所』は日々行われている攻城戦に参戦を表明する！　ボルディン城の城主になればシャイロンの税率は思いのまま。最近，研究資金も底が尽きてきたからな，まさに一石二鳥！　あんたのことだから皆に知らせて阻止しようとするだろう，だが俺の研究成果をエタカ教授，あんたに見てもらいたくてね，まあ精々頑張る事だな！　最後になったが，お前の大切なユキヒメは元気にしているぞ，ハッハッハッ」
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　このタナカ教授の手紙を受け，エタカ教授は情報を集め，ついにギルド「タナカ古代研究所」が12月上旬から中旬にかけて行われる平日の攻城戦に参戦してくる可能性が高いこと，また戦力等により一度限りしか攻城戦に参戦できないことが分かった。シャイロンにタナカ教授の魔の手が伸びようとしている。タナカ教授の独裁政治を絶対阻止するのだ！

　タナカ教授は独裁政治を企んでいます、皆様で阻止をして下さい。

　というわけだ。タナカ古代研究所の研究プロジェクトというのも気になるところだが，ここはエタカ調査団に加勢して，タナカ教授の野望の阻止とユキヒメ奪回（？）を目指すのが人の道というものだろう。
　一度きりのイベントということだが，これは1日1回という意味ではない。12月8日〜19日までの期間内で出現は一度きり，詳しい日時は現在のところ不明なのだ。
　なお，この時期の城主ギルドは大変な目に遭うだろうが，これも"歴史への参加"ということで受け入れよう。（Kawamura）

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