[韓国ゲーム事情#207]「Lineage II」台湾でのサービス料金はちょっぴり高額 - 2004/05/06 18:05

Kimの韓国最新PCゲーム事情#207

「Lineage II」台湾でのサービス料金はちょっぴり高額(2004/5/6)

Text by Kim Dong Wook特派員

 2004年5月7日からNC Soft社は,台湾で「Lineage II:The Chaotic Chronicle」の正式サービスを開始する。「Lineage II」(邦題:「リネージュII」)は,現在日本でオープンβテスト中,韓国と北米ではすでに正式サービスインしているタイトル。台湾では2004年1月13日からオープンβテストが行われており,ピーク時の同時接続者数が7万5千人と,やはり日本国内と同様,ここ最近のMMORPGシーンでは群を抜いた人気を見せている。

 さて今回,現地でLineage IIをサービスしているNC TAIWAN社は,本作のゲームボリュームが膨大でしかも構造が極めて複雑なため,ほかのオンラインゲームと比べて長いテスト期間を必要としたと発表。併せて,テストサービスから商用サービスへ切り替えに100日ほどの時間を要したことを明らかにした。
 上記の理由を直接反映してか,NC TAIWAN社は本作の課金方式を"月額"と"従量制"に分けて,月額は480NTドル従量制は12時間に25NTドルと,MMORPGとしてはやや高めのサービス料金を設定している。参考までに,以下に現在台湾でサービス中のオンラインゲームの料金一覧を記載しておこう。

※単位は台湾ドル(1NTドル=3.28円 2004年5月6日17時の取引レートで換算)
Lineage II(韓国産)      :480(約1574円)
Lineage (韓国産)      :369(約1210円)
Ragnarok Online(韓国産) :350(約1148円)
Tales Weaver(韓国産)   :360(約1181円)
Sephiroth(韓国産)     :369(約1210円)
A3 (韓国産)         :380(約1444円)
R.Y.L −Risk Your Life−(韓国産):380(約1444円)
Jinyong Online(台湾産)   :350(約1148円)
呑食天地Online(台湾産)  :350(約1148円)

 この価格設定にも関わらず,NC TAIWAN関係者は「台湾での市場調査の結果,この価格でも現地で十分にヒットを狙えるという結論に至った」と自信感を強調。
 "人気"という面では保障ツキのタイトルだけに,MMOPRG運営において料金設定が課金ユーザーにどういった影響を与えるのかが注目される。

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