ラグスタ#3<イベント詳細前編>オープニング,企業ブース,公開録音など | - 2004/06/28 18:11 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
このラグスタで発表された,ラグナロクオンラインの最新情報はすでに「こちら」で,それに関連したスクリーンショット集は「こちら」でお伝えした。ここでは,少し順番が前後してしまうが,ラグスタ全体の模様をお届けしよう。 筆者が会場に着いたのは,会場(午前10時15分)直前の10時頃。そこで見たのは,人,人,人の大行列。2000人近いラグナロクファンが,開場を待っていた(このとき撮影した写真は[ラグスタ#1]に掲載した)。なお最終的な来場者数は,1万8500人とのこと。いうまでもなく,実に凄い数字である。単一のゲームをテーマにしたイベントとしては,確実に国内で過去最大級。それが「ドラゴンクエスト」のようなコンシューマゲームではなく,PCの,しかもMMORPGだということに感慨を覚えるPCゲーマーは,筆者だけではないだろう。 開場後,この大人数がステージ前の空間にぎゅうぎゅうになって集まり,10時30分の予定から数分遅れて,オープニングセレモニーが始まった。 最初に挨拶を行ったのは,このラグスタを主催するガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役社長,森下一善氏。同氏は,正式サービス開始から1年半経ったことに触れ,「まだまだ多くの課題を残している。ご不満のある人もいるでしょうが,ガンホーは今後も,いや今後はこれまで以上にお客さんのほうを向いて,サービスを行っていきたい」と語った。 続いて,同作の開発元Gravity社の会長,金正律(キム・ジョンユル)氏が壇上に立った。金氏は,ラグナロクオンラインは現在世界20か国(!)でサービスされていて,2500万人(アカウント)のプレイヤーに愛されていると話し,とくに人気なのが,韓国と"最も近い国"日本だと説明した。また先日同作の同時接続者数が10万人を突破した(関連記事は「こちら」)ことにも触れ,繰り返しファン達に感謝の言葉を述べていたのが印象的だ。 同様にファン達への感謝の言葉を繰り返していたのが,ラグスタの開会宣言を行うために壇上に立った李命進(リー・ミョンジン)氏。ご存じ,ラグナロクオンラインの原作コミックの作者である。また「今日のイベントは,一人一人が主人公。みなさん楽しんで楽しんでいってください」と語り,最後には流ちょうな日本語で「それでは,開会を宣言します」と力強く締めくくった。 李氏による開会宣言終了後,イベントステージの前にいた来場者達が,大移動を始めた。Ragnarok World Championship 2004(以下,RWC)会場の"良い席"を取るもの,RAG-FES7の即売会ゾーンへ走るもの,逆にその後の公開録音などを極力良いポジションで見るためにイベントステージに残るものなどさまざま。 もちろん,この日のために数多くの"限定グッズ"を用意していた企業ブースに真っ先に足を向ける人も,どのブースにも長い行列ができるほど大勢いた。 すでに過ぎたことなので,どのブースで何が売っていたかの細かい説明は割愛する(知りたい人は,「こちら」)。Yahoo! BBやアニメイト,フロンティアグルーヴなど計七つあったブースの中で,とくに長い行列を作っていたのが,"イー・ショッピング・トイズ"(ラグナロクショップ)だ。数多くのラグナロク関連グッズを揃えているうえ,その何割かが会場先行販売というのでは,納得の結果だろう。 もう一つ興味深かったのが,ブロッコリー/ゲーマーズのブース。ここではアニメ関係グッズの先行販売が行われているほか,当サイトでも以前「こちら」で紹介した「ラグナロクオンライン カードゲーム」のα版の試遊コーナーが設けられていたのだ。 ここには目立つ行列こそできていなかったものの(待っていてもなかなか順番が来ないだろうし),ラグスタ開催中,常にほぼ満席で,多くのファンが熱心にプレイしていた。カードゲームといえば「アクエリアンエイジ」で"その手"の人々の心をググッと鷲づかみにした同社だけに,ツボは心得ているのだろう。 一方メインのイベントステージでも,ほぼ終日,何かしらの催しが行われていた。その先陣を切ったのは,ラジオ関西 AM神戸で放送中のラジオ番組,「アミューズステーション」の公開録音だ。 関西のみで放送されている番組(つまり会場のある東京では放送なし)で,またゲストとして出演する予定だった人気声優の桃井はるこさんが体調不良で欠席となり,司会の中島沙樹さんと稲村優奈さんも「初めての公開録音だし,人が集まるのか凄く不安だった」と語っていたものの,実際はというと,これまたかなり多くのファンが集まった。 単に多いだけでなくみんな元気いっぱい(?)で,司会の二人の合図に合わせて,絶叫に近いほどの大声で「アミューン!」(同番組の"決め言葉")と大合唱。 このあと桃井はるこさんの代役として出演した,やはり声優の坂口大助さんが登場したときも,「大ちゃーん」と黄色い声(?)があがるほどの盛り上がりだった。 同じくラジオ番組「ラグナロクオンライン THE RADIO」(文化放送)の公開録音も行われた(こちらは公開録音2回め。ただし前回は限定50人だったようだ)。やはり出演する予定だった桃井はるこさんが欠席となったものの,森永理科さん,土屋亜有子さん,久川綾さん,そしてラグナロ娘の3人(乾曜子さん,蔵野ありささん,七園未梨さん)と十分にぎやかな顔ぶれとなった。 これまた観客達が非常に元気で,会場で配られていた"番組特製うちわ"をかざしながら盛り上がっていた。 声優ファン達がお目当てにしていたのは,もう一つあった。その名も「RAGNAROK THE ANIMATION スペシャル〜声優大集合! アニメ ON STAGE〜」。このタイトルを見ただけで,ファンならば見逃せないものだと分かるだろう。 アニメ番組「RAGNAROK THE ANIMATION」の声優陣(水樹奈々さん,坂口大助さん,久川綾さん,荒川美奈子さん,並木のり子さん)によるフリートーク,同番組のテーマ曲を歌っている山崎麻衣美さんによるステージ,ラグアニクイズなど,盛りだくさんの内容となった。 筆者がとくに興味深かったのは,フリートークのコーナー。"撮影秘話"というお題について,最初は「いや,とくにない」なんてコメントもあったものの,すぐに「大ちゃん(坂口さん)はチョコレートばかり食べてる」「その割にダイエットのために緑茶ばかり飲んでるんだよね」と,立て続けに秘話(?)が飛び出していた。また常に目隠ししているキャラクター"タキウス"について,久川さんが「あんなに見えるのおかしいよね。きっと目隠しの性能もレベルが上がって,夜でも結構透けて見えるんだよ」と珍説を披露していたのも面白かった。 →ラグスタで発表された新情報については,「こちら」 →ラグスタで入手した画像を集めたスクリーンショット集は,「こちら」 →「ラグナロクオンライン」の記事一覧は,「こちら」 (C)2004 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved. (C)2004 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved. |