2004/07/15 19:11 |
さて,2004年6月24日に「英雄伝説VI 空の軌跡」を発売したばかりの日本ファルコムだが,公式サイトの「こちら」にあるホットインフォメーションや,「こちら」で提供されている「ファルコムカレンダー」で,次回作「幻想三国誌」のお披露目がさりげなく始められている。また「英雄伝説VI 空の軌跡」を購入した人は,パッケージにチラシが入っているのに気づいたはずだ。
幻想三国誌は,台湾のUserJoy Technology(宇峻科技)が開発したストーリー性の高いタクティカルRPGだ。三国志のように,「黄帝」「炎帝」「蚩尤」の各勢力が三つ巴の覇権争いを繰り広げる独自のファンタジー世界が舞台で,主人公「姫軒」を始めとする武侠達の活躍や愛憎劇を描く。敵味方合わせて100ユニットが入り乱れ,「繭印獣」と総称される召喚モンスターも交えた大規模な戦闘と,中国の風物を美しく描き出したグラフィックスが特徴のシングルプレイRPGである。
日本ファルコムに確認してみたところ,発売予定日は2004年9月29日(水),オープン価格になる見通しとのことだった。また「西風のラプソディ」以来,同社のローカライズタイトルは,グラフィックスやキャラクター名などを国内市場に合わせて大幅にリファインする場合があったが,今回は原作の持ち味を生かし,原則として日本語化のみ行う。また,現在のところ体験版の制作/公開は予定していないという。
ローカライズ作品の"選球眼"について日本ファルコムには実績があり,台湾/中国における宇峻科技とその作品への評価は高い。幻想三国誌についても好調なセールスが伝えられている。週明けの7月20日(火)以降には続報がお伝えできると思うので,日本ファルコム作品のファンのみならず,楽しみに待っていてほしい。(Guevarista)
→「幻想三国誌」の記事一覧は,「こちら」
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