| 2004/08/27 16:53 |
コミュニティーエンジンが開発を手がけるオンライン箱庭ゲーム「gumonji 〜ネットの中の不思議な箱庭〜」の正式サービスが，本日（2004年8月27日）より開始される。元々は8月中旬というアナウンスがされていた正式サービス開始だが，それより若干遅れてのスタートとなった。
gumonjiは，奇妙な直方体の形をしたキャラクターを操作して，ネットワーク上に構築された仮想世界での生活を楽しむオンラインゲーム。現実の世界と同様に"生態系"がシミュレートされている点が本作の特徴で，水や大気，動植物などが互いに関連しあいながら，世界がどんどん変化していく。本作のジャンル分けは難しいが，自分の農園を作ったり，あるいは他のプレイヤーと協力して大きな水路を作ったりできることなどを考えると，いわゆる生産系MMORPGに分類されるのかもしれない。
土地の所有はもちろん，プレイヤーが原材料から加工品を作り出すことも可能になっており，殺伐としたゲームに疲れてしまった（？）プレイヤーにはぴったりのゲームだといえるだろう。
正式サービス開始に伴う形で，いくつかの要素の追加/修正も行われる。まず一つは，大勢で協力して巨大なウシを倒したり，チームで作った山の大きさを競ったりするという「多人数協力イベント」が導入される点。こういう仕掛けは，チームプレイやコミュニケーションを促進するために欠かせない要素だし，うまく回り始まれば非常に面白そうな機能だが，どれだけ面白い見せ方が出来るか，そこが大きなポイントになりそう。ここは運営上のサービス努力に期待したいところだ。
二つめは乗り物やおもちゃ，家具，新装備が導入される点で，乗り物には，ハンググライダー，紙飛行機，車，足こぎ車などが用意される。さらにポンプ/ウンコタンク類といった自然に対して影響を与える道具も追加されるなど，プレイヤーの行えるアクションはより多彩になるという。
また正式サービスに合わせて，ゲーム中の自然法則がブラッシュアップされるほか，気温の概念も導入。ヤシの木，朝顔，キノコ，サボテン，魚，アヒルなど，動植物もいくつか追加されているなど，より多彩な自然の描写を楽しめるようになった。
ちなみに"正式サービス"となってはいるが，2004年9月末までは無料で遊べるとのこと。興味がある人は「こちら」からクライアントをダウンロードし，気軽に参加してみるとよいだろう。（TAITAI）
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