2004/09/22 12:43 |
セガは本日,韓国CCR社のSF MMORPG「RF Online」の日本国内発売/運営権を獲得したことを発表した。商用サービスインは,2005年中予定。本契約はまだのようだが,東京ゲームショウ前ということで,急遽発表に踏み切った模様。 「RF Online」は,TRAVIAなどのオンラインゲームを手がける,韓国CCR社の最新MMORPG。2004年8月(つい先月)から韓国でオープンβが行われており,9月現在で登録ユーザー80万人,同時接続8万5000人に達しているとのことだ。当サイト内「こちら」のGameTricsレポート(韓国ネットカフェ稼働率ランキング)を見ても,8月20日〜26日の1週間で,すでにDiabloIIを抜いて韓国第4位の稼働率を誇るMMORPGになっているのが,実際見てとれる。ちなみにTRAVIAは28位。星の数ほどオンラインゲームが存在する韓国において,双方ランクインしているのはなかなかのもの。
ゲーム自体は,見てすぐ分かるようにSFモノ。 ノバス太陽系と呼ばれる銀河系宇宙を巡って群雄割拠する,「シャマニズム」「ヒュマニズム」「メカニズム」という3国家の種族間の戦いを描いた"ファンタジーSFアクションゲーム"(リリースより)で,プレイヤーはいずれかの国家の種族となってゲームを進めていく。DAoC(Dark Age of Camelot)を筆頭とする,いわゆるRvRのシステムを持った作品なのだろう。グラフィックスもキレイで,メカデザインも今までの"韓国ゲームのメカ"よりは格段に良くなっており,さすがにセガが運営権を取得するだけのことはある。かなり期待できそうだ。
セガは同時に,PC向けオンラインゲーム事業を戦略事業と位置づけ,日米欧や中国を始めとするアジア地域で,"各地域に合致したオンラインゲーム"を投入し,積極的に展開していくとも発表している。本作「RF Online」は,「ファンタシースター ブルーバースト」(2004年7月),「ダービーオーナーズクラブ オンライン」(2004年中に開始予定)と共に第三の戦略ラインナップとして,しばしセガの中核を担うようだ。 本日発表のこの作品だが,東京ゲームショウではなんと映像出展がなされる模様。というより,東京ゲームショウで出展するために,なんとかギリギリ基本合意までこぎつけた,というところか。なににせよ,ムービーとはいえいきなり「RF Online」が見られるようなので,気になる人は,ぜひ東京ゲームショウでセガサミーブースをお見逃しなく。(Kazuhisa)
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