[TGS2004#14]ガンホーの新作3本電撃発表。「Yogurting」の国内サービスに加え,独自タイトル「Rondo」と「GO」を披露
2004/09/25 02:52
 ガンホー・オンライン・エンターテイメントのブースは,「Starship GungHo」という宇宙船をイメージした統一テーマの下,各作品を惑星に見立てて順番に巡るという趣向に沿う形で,ステージでのプレゼンテーションが展開された。
 プレゼンテーションは午前・午後それぞれ2回ずつ,扱われる作品とジャンルごとに回が分けられる。同社らしいといえばまことに同社らしく,各回のスタートに先立って披露される,スモークと大音響に彩られたダンサーの派手なパフォーマンスが目を引くステージだった。



 順不同になるが,いきなり今回のハイライトから行こう。ガンホー・オンライン・エンターテイメント社長の森下氏から,同社の新作タイトル3本の電撃発表がなされた

 1本目は,当サイトでも何度か紹介してきた,韓国NeowizNTix Softが開発する学園アクションゲーム「Yogurting」(ヨーグルティング)で,ガンホー・オンライン・エンターテイメントが国内でのサービスを提供することが正式に表明された。
 先ごろ韓国で行われた第二次βテスター募集で,10代半ばから20代半ばの年齢層を中心に25万人が殺到したというこのタイトル,その可愛らしい絵柄がコンシューマゲーム機ユーザーの多い国内でどのような評価を受けるかという点も含めて,今後の動向が注目される。当サイト内記事一覧「こちら」からはムービーなどもダウンロードできるので,まずはどんな作品か確かめてみてほしい。




 当サイトの「こちら」の記事でも触れたように,ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2004年5月にゲームアーツと資本提携,業務提携を行った。2本目の作品は,いわばその成果であるゲームアーツ共同開発プロジェクト「Codename:"GO"」(仮称)だ。
 会場ではキャラクターデザインをメインにしたプレゼンテーション画面が披露されたのみで,とくに詳しい説明はなかったため,現時点では2005年サービス開始予定のオンラインファンタジーRPG,という以上のことは分からない。だが,ローカライズとディストリビューションを主体に進んできたガンホー・オンライン・エンターテイメントが,より深くコミットを持つ形で開発が進められているのは確かであり,会場では「日本発世界をめざす」という積極的な発言も飛び出した。いずれにせよ,今後の展開が楽しみなタイトルなのは間違いない。

 さて,最後に控えるのが正真正銘ガンホー・オンライン・エンターテイメント独自開発の作品「Codename:"Rondo"」(仮称)だ。こちらもほとんどビジュアルイメージのみの公開となり,サービスの展開スケジュールなども現時点では不明だが,同社のビジネスとしては,まさしく乾坤一擲の勝負となるはずだ。続報が待ち遠しい。(Guevarista)



→「Yogurting」の当サイト内の記事一覧は,「こちら」
→東京ゲームショウ記事一覧は,「こちら」

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