2004/09/27 14:38 |
一風変わったプレイステーション2用育成クイズバラエティ「すくすく犬福」で知られるゲーム会社,ハムスター。もっとも当サイトの読者には,マスターピースが開発した「ザ・コンビニ ネットバトル」の運営元であり,PC用からプレイステーション2へと移植された「ザ・コンビニ3」の発売元といったほうが,馴染みがあるかもしれない。
そのハムスターが国内展開する「eJay」シリーズは,楽器/パート別の短いフレーズが含まれた"サウンドパーツ"を,画面に並べていくだけで作曲ができるという楽曲作成ソフトだ。かねてからプレイステーション2用とPC用の製品が用意され,そのうちPC用のパッケージソフトとしては,音楽ジャンル別に「Dance eJay」「HipHop eJay」「Techno eJay」の3本がラインナップされていた。
さて今回,多くのコンシューマゲーム機用タイトルと並んでブースに展示されていたのは,シリーズ最新作,ダンスミュージックを扱う「Dance eJay2」と,同じくハウスミュージックの「House eJay」だ。 どちらも従来作品のコンセプトを受け継いでいるが,Dance eJay2はサウンドパーツが前作Dance eJayのものから一新された。ただし,前作のパーツも利用可能で,サウンドどうしを組み合わせるボコーダー(Vocoder)機能や,入力したテキストを読み上げてヴォーカルパートに使える機能などを搭載し,よりパワーアップしている。 一方House eJayは,ハウスミュージックらしいヴォーカルが特徴的なサウンドを多数収録し,同じくボコーダー機能を搭載する。
ブースにいた担当者に確認したところ,価格はどちらも3500円程度になる予定で,10月下旬に「こちら」のVectorのサイトでダウンロード販売が開始される予定とのことだった。また,どちらも作った楽曲を,音楽CDと同等の16ビット・44.1kHzのWAVEファイルとして出力できるという。 両製品共通の動作環境については下に示した。PCのプラットフォームではインターネットの「Singer Song Writer Lite」など,本格的な作曲ソフトメーカーの製品から派生した手軽な作曲ソフトもすでにあるが,それらと比べてずっと安価であり,豊富なサウンドパーツも魅力だ。
ちなみに公式サイトの「こちら」からは,従来作品の一つDance eJayの体験版(26.6MB)もダウンロードできるので,興味を持った人はまずそちらから触ってみるのもよいだろう。(Guevarista)
「Dance eJay2」「House eJay」推奨動作環境 OS:Windows 98/Me/2000/XP CPU:PentiumII/300MHz以上 メモリ:128MB以上 HDD空き容量:70MB以上 サウンドカード:OSに対応した16ビットサウンドカード(DirectX互換)
→東京ゲームショウ 2004の4Gamer特設ページは,「こちら」 →「eJay」シリーズの公式サイトは,「こちら」
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