| 2004/10/01 20:37 |
2004年5月から正式サービスが開始されていたサミーの「ストラガーデン」（開発は，フロム・ネットワークス）が，2004年12月31日をもってサービス終了となることが，本日（10月1日）発表された。今後は2004年10月に設立予定の"ゲームガーデン"にサービスが移管されるが，これは2004年11月から開始される予定だ。なお，サミー体制の運営は11月以降も終了時まで行われるが，この期間中（ゲームガーデンとサービスが重複する期間）は無料でプレイできることが予定されている。
ゲームガーデン（代表取締役社長：内藤 憲一郎）は，オンラインゲームの企画，開発，配信，オンラインゲームの版権の売買および仲介などを業務内容（オンラインコミュニティ運営も含まれている）とする企業で，単なるパブリッシャではなく，オンラインゲーム全般を扱っていくとのこと。
プレイヤーが最も気になるキャラクターデータの引継ぎについては，"引継ぎができるように準備中"とのことでまだ正式に決定してはいないようだ。また，すでに11月以降分の利用権を購入した人については，後日に別途対応する案内が送られるようなので，安心してほしいとのこと。新体制でのサービスも本作の現状バージョンも継続されるので，プレイにはとくに支障はないようだ。
ストラガーデンは，コンシューマゲームのようなストラテジック戦闘を採用し，ほのぼのとしたグラフィックスもウリの一つとした作品。しかし，ゲームシステムの根底でパーティ戦闘を前提としていたため，ユーザー数の伸び悩みが問題点となっていたようだ。9月1日に5番めの国家となるアルカマイヤ公国が追加される大規模アップデートが実施され，ユーザーコミュニティの向上を目指していたが，新規ユーザーの大幅な獲得には繋がらなかった。
プレイヤーにとっては運営会社が変更になるだけだが，イベントやアップデート頻度などが気になるところ。ストラガーデンはイベントが多数開催され，アップデート頻度も毎週行われているので，新体制後も同様のサービスが望まれるだろう。（Seal）
→11月以降の新公式サイトは，「こちら」
→「ストラガーデン」の当サイトの情報一覧は，「こちら」
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