日本ファルコム,アクションRPG「ぐるみん」の発売日を発表
2004/10/27 21:15
 先日「こちら」で紹介した,日本ファルコムの新作アクションRPG「ぐるみん」。ジャンルのみしか情報が公開されていなかった同作だが,本日,同社は「ぐるみん」の続報を公開したと共に,2004年12月25日に発売すると発表した

 本作は,12歳の女の子"パリン"が悪いオバケ"ファントム"にさらわれてしまった友達を助けるために,伝説のドリル片手に冒険に出るという3DアクションRPG。アニメ調で描かれたキャラクターが多数登場する,"ほのぼの系"である。一応ストーリーを要約して紹介しておこう。

 いつも世界中を旅する考古学者を両親に持つ主人公の女の子"パリン"は,両親の旅行中おじいちゃんの家に預けられた。出稼ぎの鉱山労働者が多いティースには同年代の子供がいなかったが,あるとき犬に吠えられていた小さな女の子(オバケ)"ピノ"を助ける。この街にきて,パリンにとって初めてできた友達。だけど,その子はちょっと変わっていて……。
 いつもと同じ街角で,見知らぬ壁の片隅に不思議な穴を見つけたら,くぐってみたいと思いませんか? きっと誰もが,一度は夢見たはずの物語。


画像左:イチゴショートケーキが大好きな12歳の女の子「パリン」
画像中央:パリンが街にきて,初めての友達となったオバケ「ピノ」。パリンのことを姉たまと呼んでいる
画像右:ピノの兄「プク」。常に冷静沈着で,オバケホームの中心的存在。


 パリンが冒険を繰り広げるのは,遺跡,洞窟,森,雪山など多種多様なステージ。前述のとおりグラフィックスはフル3Dで描かれており,360度自由に視点変更ができるほか,派手でダイナミックな戦闘シーンを体験できる。ゲーム的には"スーパーマリオ64"に近いだろうか。
 プレイヤー(パリン)は,デフォルトで"伝説のドリル"を装備しており,それを武器に敵を相手にしたり,また時にはダンジョンに隠された謎を探して岩や壁をぶっ壊すという荒業を繰り返す(イベントやアイテムが発見できる場合もあるそうだ)。ドリルでの通常攻撃のほかに,BGMのリズムに合わせて攻撃する"クリティカルアタック"や,ドリルを改造をすることで入手できる"必殺技"が用意されている。
 また,ダンジョンにある"土"を掘ることでドリルがレベルアップするという要素も盛り込まれている。画像を見る限り,レベルはヒットポイントにも関係するようだ。さらに,装備品の着せ替えをキャラクタービジュアルに反映する,RPGでお馴染みの要素も採用されている。レベルアップ要素と共に,自身のキャラクターだという愛着が湧くことだろう。

 単純明快な操作方法を目指したという本作では,実際の操作方法一覧は公開されていないものの,基本操作から蹴り上げやガードダッシュなどの必殺技まで簡単に出せるとのこと。またジャンプ補正などの機能がついた「ビギナーモード」も搭載しており,忙しい操作を要求されるゲームは苦手という人でもまったく問題なく遊べるとしている。

 アクションRPGといえど決してシビアなゲームではなく,気軽に遊べるという魅力を持つ本作。ダンジョンクリアを目指しつつ,用意されているミニゲーム(モグラたたきや岩ぶっこわし対戦など)もプレイできるので,幅広いの遊び方が用意されているタイトルだといえる。本日オープンした公式サイト「こちら」もチェックしつつ,当面はさらなる新情報を待っておこう。(halen)

→「ぐるみん」の公式サイトは,「こちら」
→「ぐるみん」の記事一覧は,「こちら」

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