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基本的には従来作同様，さまざまな職業や目的を持つ村人達に指示を与え，村を大きくしていくというもの。ただし，さまざまな点に変更が加えられているのだが，その最たる例が，グラフィックスが2Dから3Dに変更された点だろう。立体的なマップと，リアルなキャラクターは，村人達の息づかいを感じさせるに十分だ。
また，Erec，Pilgrim，Ariなどと名付けられたヒーローユニットの存在も大きな変更点の一つ。彼らはほかのキャラクターと異なり，高い戦闘力や特殊攻撃を持っている。そのため，戦地に赴くような場合には，彼らを中心とした編隊で戦うことになるわけだ。
このデモでは，チュートリアル的な要素の強い「Prologue」と「Demo Map」の二つのマップで遊ぶことができる。どちらもただのんびりと建国をしていればいいわけではなく，建国をしつつ与えられたミッション（人質の救出など）を次から次へとこなしていかなければならない。
そのミッションをクリアするには，多くの場合，敵との戦闘があるため，優秀な兵士を雇わなければいけない。しかしそのためにはまず兵舎を建築する必要があり，それには木材と石材が必要だからまずはそれらの採掘を……という具合に，さまざまな命令を効率良く，時には同時に下す必要がある。資材が増えていくのを待っていたら，突如敵の急襲を受けて大惨事に……ということもあるため，なかなかスリリングだ。
軽い気持ちで始めたはずが，あっという間にどっぷりはまって，数時間は平気で経ってしまうようなこの良作，製品版は2005年2月に発売予定だ。まずは冬休み中に時間を見つけて，このデモ版を遊んでみてはいかがだろうか。
■2005年2月14日 マルチプレイ対応デモ追加
遠く海の向こうでは，いよいよ来週2月22日に発売される予定の「The Settlers：Heritage of Kings」だが，ここにきて新たなデモが登場した。
今回登場したデモは，以前に紹介したシングルプレイ専用のデモに，マルチプレイが追加されたもの。LANあるいはubi.comに接続すると，「THE GREAT BATTLE」というマップで最大6人が同時に遊べるようになっている。
なお，シングルプレイデモの内容に大きな変更はなく，チュートリアル的な「Prologue」，そして「Demo Map」の二つが用意されている。
以前に紹介したシングルプレイ専用のデモを遊んでいない人は，まずはシングルプレイで「Prologue」なり「Demo Map」なりを試してからのほうが，マルチプレイで戸惑うこともないだろう。
ちなみに，今回登場したデモのファイルサイズは419MBと，わずか1MBの増量にとどまっている。
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■キー操作
■動作環境
（418MB/シングルプレイ専用デモ）
（419MB/マルチプレイ対応デモ）  （C）2004 Red Storm Entertainment. All Rights Reserved. The Settlers, The Settlers Heritage of Kings, Blue Byte and the Blue Byte logo are trademarks of Red Storm Entertainment in the US and/or other countries. Red Storm Entertainment Inc is a Ubisoft Entertainment company. Developed by Blue Byte Software. |
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