2004/07/17 03:11 |
韓国ソウルの金浦空港に着いた日本代表ギルドの面々
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7月16日,韓国はソウルのCOEX Pacific Hallで,明日(17日)から開催される「Ragnarok World Championship」(以下,RWC)のレセプションが行われた。 RWCとは,世界21地域でサービス/テストが行われている人気MMORPG「ラグナロクオンライン」(以下,RO)の世界最強ギルドを決めるという,世界大会。 そのレセプション会場では,各地域から集まった選手団,メディア,関係者の総勢約400名がそれぞれグループごとに分かれて歓談する中,RWCのトーナメントの組み合わせを決める抽選会も行われた。 全11地域/18ギルドの組み合わせの結果は,以下の通り。
組み合わせ結果
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Gravity社の会長,金正律(キム・ジョンユル)氏。このRWC開催は金氏の長年の夢で,ようやくその夢が叶う日が来たと語った
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2ギルドが参加している地域は,必ずAリーグとBリーグに分かれて配置されている。で,ご覧のように,強運なことに我が日本代表のギルドは,国内予選1位のGuardian-Chevalier(トーナメント表の"Japan1")も,同2位の[321Colors](トーナメント表の"Japan2")も,それぞれのリーグでのシードポジションを獲得! まぁトーナメント表をよく見れば,全18チーム中14チームが日本ギルドと同様に1回勝てばベスト8入りするので,そういう意味では幸運というほどではないかもしれない。しかしこのポジションは,初戦の前に,その相手チームの戦いを見られるという点で,非常に有利といえるだろう。 また大会開始前なので断言はできないが,シードということを抜きにしても,良いポジションのようだ。というのも,優勝を目指す日本チームが警戒すべき"韓国代表"と"中国代表"が,どちらのリーグでも1回戦でぶつかるのである。しかも,その勝ち上がった国のギルドと日本代表のギルドがぶつかるのは,準決勝。これを幸運と呼ばずしてなんと言おう?
この結果について,日本代表ギルドのマスターに話を聞いてみた。
■Guardian-Chevalierギルドマスターの話 一番警戒している国は,韓国ですね。それ以外だと,中国とタイです。私は,日本のROのPvPのレベルは,まだまだ低いと思っています。我々のギルドも,本当なら世界を相手に戦うほどのレベルとはいえません。しかしここまで来たからには,勝ちたいですね。 優勝する確率ですか? まぁこの組み合わせの結果で,かなり高まったといっていいでしょう。50%といったところでしょうか。
■[321Colors]ギルドマスターおよび"参謀"の話 恐いのは,やっぱり韓国です。あと……国内予選の決勝でコテンパンにされた,Guardian-Chevalierですね(笑)。なんとかその雪辱を果たせれば嬉しいです。 この組み合わせ結果は,もう「オイシイ」としか言いようがないですね。決勝戦は,日本代表 vs. 日本代表で決まりでしょう! あと一つ付け加えておくならば,元からウチが優勝する確率は100%なんで(笑),そういう意味ではどんな組み合わせになっても構わなかったですよ。とにかく優勝します!
実は両ギルドからは"作戦"や"練習方法"についても聞いたのだが,さすがに大会前にその点に触れるのはやめておこう。 とにかく,どちらのギルドからも自信と気迫を感じた。実際問題,この組み合わせを考えれば,日本代表同士による決勝戦は十分あり得るだろう。同じ日本人として,この両ギルドを心から応援したい。(Iwahama)
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画像左は,日本代表ギルドが,どちらもシードに決まった瞬間。会場にはどよめきが起こった
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会場には"FanArtコンテスト"の作品も飾られていた。コンテストの結果は後日お伝えしよう
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