Paper Man

　6タイトルのPCゲームを大々的に展示していた，Cykan Entertainmentブースのレポート第二弾をお届けしよう。登場するキャラクターがペラペラの紙というカジュアルFPS「Paper Man」，最大100人対100人での大規模な戦闘を気軽に楽しめる「Battle Boom」，そしてオンラインフィッシングゲーム「Fishing On」の3タイトルだ。

　9月22日，いわゆるカジュアルFPSである「Paper Man」のプロデューサー，Park Myung Gyu（パク・ミュンギュ）氏の日韓合同記者会見が，Cykan Entertainmentの主催で行われた。ここでは，その模様をお伝えしよう。紙で出来たキャラクターが戦うというユニークなアクションゲームだが，なぜ紙なの？　という疑問以外にもいろいろ興味深い話が聞けたのである。でも，なんで紙なんだろう。

　8月にCykan Entertainmentの会長として一年ぶりにゲーム業界への復帰を果たした，元Gravity会長のKim, Jung Ryool氏が，東京ゲームショウ2006に合わせて来日した。時間のないKim会長へのインタビューオファーを行い，Cykan Entertainmentの今後の方向性や，Gravityやソフトバンクとの不仲説などについて，いろいろと話を聞いてきた。

　「G★ 2005」直前に出展が発表された「Paper Man」は，正方形に構えるGravityブースの一辺をほぼまるごと使う形で展示されており，今回の目玉の一つとして扱われていた。その存在自体が世に知られてから，まだ半月と経たない本作だが，展示されていたのは一通りのプレイが可能なプレイアブルバージョンだった。

　11月10日〜13日に韓国で行われるゲームショウ"G-STAR 2005"で，Gravityが新作FPS「Paper Man」を初めて公開することが明らかになった。このタイトルは，紙人形のキャラクターを作成/操作し，ほかのプレイヤーと対戦するというもののようだ。

　Cykan Entertainmentの，カジュアルプレイヤーを対象としたオンラインFPS「Paper Man」のプロモーションムービーを4GamerにUpした。ペラペラの紙でできた可愛いキャラクターが，ハンドガンや機関銃を使って戦う，一風変わったゲームだ。姿かたちはペラペラだが，ハードなFPSにも負けない，スピーディで迫力あるプロモーションムービーに仕上がっている。

　G★2005に合わせて発表されたGravityの隠し球的タイトル「Paper Man」の，プロモーションムービーを4Gamerにアップした。内容は，Gravityのブースにて流されていた映像とまったく同じもので，ペラペラのキャラクター達が繰り広げるゲームプレイ風景を収録。カジュアルな外見とは裏腹に，ゲーム自体は案外普通のFPSである本作。ダウンロードは「こちら」（40.8MB：4分15秒，MPEG-1）からどうぞ。

　ラグナロクオンラインのGravityが世に送り出したFPSとして注目を集めている「Paper Man」は，紙人形のようなキャラが銃撃戦を繰り広げるゲームだ。撃たれても穴が空くだけという紙人形で，残酷になりがちなFPSをコミカルに表現している。平面なので，狙いをつけたらふっと横を向かれた！　などという事態も発生して，なかなか侮れない。ダウンロードは「こちら」から（47.7MB：2分4秒，MPEG-1）。