ATIの最高峰ビデオチップRADEON X850発表
ATIは3Dビデオチップの最上位版として,RADEON X850を発表した。発表されたのは,RADEON X850 PRO,RADEON X850XT,RADEON X850 XT Platinum Editionの3種類。X850のスペックを見ると,通常版でコアクロック520MHz,Platinum Editionで540MHzに上昇している(X800は500MHz)。Pixelパイプラインは16本(X850 PROは12本),Vertexパイプラインは6本と,X800と変わりはない。メモリクロックはやや上がって590MHz(X800では550MHz)となっている。基本的に 1億6000万とトランジスタ数もほぼ変わらず,X800の高クロック版と思われるが,AGPには対応しておらず,PCI Expressのみの対応となる。
基本的な部分はRADEON X800とほとんど同じだと考えてよいだろう。X800の仕様と見比べて違う部分を探すと,DirectX 9.0対応が「完全にハードウェアでアクセラレート」という表記に変わっているが,トランジスタ数からして9.0cのことではないだろう。 ATI公式サイトに転載されているレビューでは,X800よりも8%高速という表記が見える。もともとX800も最高クラスだったものが,また頭一つ飛び出た感じだ。 (aueki)
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