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ヒトラー暗殺未遂事件を描くアクション「Wolfschanze 1944」発表
2005/03/01 18:50
 第二次世界大戦末期に実際に起きた,ヒトラー暗殺未遂事件をベースとするFPSゲーム,「Wolfschanze 1944」が発表された。

 この暗殺未遂は,1944年7月20日,反ヒトラー派だったクラウス・シェンク・フォン・シュタウフェンベルク伯爵が,総統大本営(通称,狼の巣:Wolfschanze)での会議に出席したヒトラーを暗殺するため,爆弾入りのかばんを仕掛けたという事件。
 爆弾は爆発したものの,奇跡的に命をとりとめたヒトラーによって,シュタウフェンベルク伯爵ら反ヒトラー派の軍人達は粛清され,伯爵達のクーデター計画"ワルキューレ"は失敗に終わってしまった。

 ゲームでは,プレイヤーがヒトラー爆殺を計画したシュタウフェンベルク伯爵となってプレイすることとなるようだ。ただ,結末がどうなるのかについては明らかにされていないので,史実どおりヒトラー暗殺が失敗に終わり処刑されてしまうのか,はたまたゲームの進め方によっては暗殺が成功して歴史が変わってしまうのかは不明。
 ゲームの公式サイトは「こちら」で,スクリーンショット6点と,ゲームエンジンのデモンストレーションムービー(16.3MB:23秒)が公開されている。
 開発は,1993年にポーランドで設立されたCalaris Studiosで,本作が3本めの開発タイトルとなるようだ。(朝倉哲也)

「Wolfschanze 1944」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

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