EAとクライテリオン,「RenderWare」を全世界の学校に無償提供
エレクトロニック・アーツと(その子会社の)クライテリオン・ソフトウェアは,ゲーム開発ミドルウェア「RenderWare」を,全世界の学校に無償提供することを発表した。
RenderWareは,「バーンアウト」や「ブラック」の開発元であるクライテリオン・ソフトウェアが開発したミドルウェア。PCのみならず,PlayStation 2やXbox,ニンテンドーゲームキューブなど,さまざまなプラットフォームのゲーム開発が行えるということもあり,すでに500タイトル以上のゲームで採用されている。 また最近では,韓国のCJIGが「イースオンライン」の開発にRenderWareを使用していることが明らかになっている(関連記事は「こちら」)。
今回の発表は,その地域の正式認可を受けている学術機関が,ゲームソフトのグラフィックスやデザインに関する授業へRenderWareの導入を希望すれば,無償で提供されるというもの。 これは,"EAがインタラクティブ・エンタテインメントの発展を教育的観点から推進するために行っている長期的な投資の一環"とのこと。 RenderWareでゲーム開発を学ぶ人が増えれば,将来的にはRenderWareを使って開発されるゲームもますます増えることになりそうだ。
応募方法は,RenderWareを希望する学校の概要と,使用用途を記載した電子メール(英語)を,<renderwaredeployment@ea.com>宛てに送るだけ。 学校関係者は,現役のミドルウェアを使って次代のクリエイターを育成するべく,名乗りを上げてみてはいかがだろうか。(tet)
エレクトロニック・アーツ →公式サイトは「こちら」
クライテリオン・ソフトウェア →公式サイトは「こちら」
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