[韓国ゲーム事情#330]Sonnoriがテニスオンラインゲームを発表
Kimの韓国最新PCゲーム事情#330
Sonnoriがテニスオンラインゲームを発表(2005/4/15)
Text by Kim Dong Wook特派員
今年,設立10年めを迎える韓国の老鋪デベロッパであるSonnori社が,テニスオンラインゲーム「ラブ フォーティ」(LOVE FORTY)の制作を発表した。同作は2005年中のサービス開始を目標としている。
本作は,可愛らしい(?)キャラクターが童話風のコートでプレイする,コミカルなカジュアル系のテニスゲーム。スポーツゲームらしいリアルさと,スマッシュ(打撃)する爽快感を,バランスよく含んだゲームだという。 例えば,"超狂速サーブ" "必殺スマッシュ"などの多少大げさな技を,簡単な操作で派手なエフェクトとともに繰り出せるのだ。 また,現実のテニス中継のような雰囲気が出るよう,多様なカメラ視点が用意されており,リプレイモードも存在するようだ。マッチ以外にも,トレーニングモードなどさまざまなシステムが搭載されるという。
Sonnori社といえば,韓国初のPCパッケージRPG「Astonishia Story」をはじめ,多くのヒット作を生み出してきた有名なゲームデベロッパ。ネットマーブルでサービスされている「カートゥーンレーサー」(Cartoon Racer)も,同社の作品だ。同社の作品を待ち望む固定ファンは非常に多い。 「スカッとゴルフ パンヤ」の開発元であるNtreev社の母体となったり,過去には"ラグナロクオンラインの父"であるKim,Hakkyu氏と「アークトゥルス」(Arcturus)を共同開発するなど,派手な経歴を持つ会社だ。 Sonnori社のLee,Won Sool社長は「我が社はこれまでRPGを得意としてきましたが,MMORPGを開発する予定はありません。ラブ フォーティのようなスポーツゲームなど,誰でも知っているルールだけで楽しめる大衆的なジャンルに,これからも挑戦する方針です」とコメントした。
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