FPSファン期待の「Quake 4」,わずかながらも最新情報が公開に
現在のFPSの隆盛を築いた,元祖FPSともいえるQuakeシリーズ。その最新作「Quake 4」の新情報が,わずかながら公開された。
今回公開された情報は,ゲームのバックグラウンドストーリーといえるものだ。それによると「Quake 4」は,1997年に発売された「Quake II」の完全な続編として制作されている。 地球外生命体Stroggsによる侵略で,壊滅的な打撃を受けた地球は,選りすぐりの宇宙海兵隊員達をStroggsの本星に送り込み,その本拠地を叩くという窮余の一策ともいえる起死回生の作戦を実行した。ほとんどの海兵隊員達が任務を遂行できずに死んでいった中,プレイヤー操る主人公だけはたった一人で敵基地の奥深くに潜入し,ついには敵の総司令官を倒した。……というのが,Quake IIのストーリーだ。Quake 4では,その続きを楽しめる。 司令官を倒され大打撃をこうむったStroggsではあったが,素早く体勢を立て直し,再び地球を脅かし始めた。そこで地球側では,再び多くの宇宙海兵隊員を敵本星へと送り込む決死の作戦を開始する。プレイヤーはその中の一兵士となって,Stroggsへの大反抗作戦という困難なミッションを遂行していく。
なお1点だけではあるが,最新スクリーンショットがGameSpotの「こちら」で公開されている。 敵として登場するStroggsは,機械と有機体が一体化したような機械生命体で,Quake IIでは,捕らえられた仲間の海兵隊員達が機械生命体へと作りかえられるショッキングなシーンなどもあった。今回公開されたショットも,やはりそうして作りかえられてしまった,元人間なのではないだろうか。 グラフィックスは,文句なしに美しいもので,FPSファンとしては期待せずにはいられないタイトルの筆頭といえるだろう。
ゲームの開発を担当しているのは,"Soldier of Fortuneシリーズ"や,「Star Trek:Voyager Elite Force」「Jedi Knight II:Jedi Outcast」,そして古くは「Hexen II」など,一連の3Dアクションゲームを制作してきた,Raven Softwareだ。(朝倉哲也)
「Quake 4」 →紹介ページは「こちら」
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