ブロッコリー,ガンホー,ヘッドロックが提携,「ECO」制作開始
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは本日4月21日,同社とブロッコリー,そしてヘッドロックの3社が提携し,企画・開発・運営を行うオンラインRPG「エミル・クロニクル・オンライン「(以下,ECO)」の制作発表を行った。この3社は,いわゆる制作委員会にあたる"トリオ・ECO"として,ECOという商品を開発・展開していくとのことである。
ブロッコリーは,これまで「ギャラクシーエンジェル」や「デ・ジ・キャラット」などのキャラクターコンテンツをヒットさせていることでおなじみ。また,全国21店舗で展開しているキャラクターショップ「ゲーマーズ」も有名である。 ヘッドロックは,スクウェア・エニックスが運営する「ディプスファンタジア」を開発したメーカー。その確かな技術力には業界内でも定評がある。 そして「ラグナロクオンライン」をはじめとするさまざまなオンラインゲームを運営するガンホー。MMORPGの運営だけにとどまらず,メディアミックス展開のうまさに関しても,あえてここで説明するまでもないほどの実績を築いている。
そんな3社がトリオ・ECOとして制作を開始したECO。いったいどういうゲームになるのかについては,このあと掲載予定の発表会取材記事を待ってもらうとして,プレスリリースの中にある
「ECO」は、日本の家庭用ゲーム機の普及により長年培われたゲーム文化の利点を巧みに取り入れ、企画・開発されるまったく新しいプロジェクトです。 国産ならではの特徴としてユーザーの要望を直接的に受け止め、より良いゲームへと進化する"生きているサービス"を提供することを目標としております。
との言葉からは,ECOにかける想いの強さがうかがえる。また,キャラクターイメージデザインに新進気鋭のイラストレーター・羽々キロ氏が起用されたこと。ゲームにはさまざまな職業や衣装が用意され,自由度の高さを特徴とすること。海外市場も視野に入れたビジネス展開も行う予定であること。そして,βテストの開始時期としては2005年夏が予定されていることなどもリリースで明らかにされている。
現時点ではごく限られた情報と数点の絵素材しか公開できず,公式サイトもトップページが存在するのみの状況であるが,注目度の高い3社による大規模な協同プロジェクトであるだけに,4GamerとしてもECO関連の情報から目を離すわけにはいかない。その大小に関わらず,入手した情報は随時紹介していくつもりなので,トリオ・ECOの動きとECOの開発状況に注目していくこととしよう。(大路政志)
「エミル・クロニクル・オンライン」 →公式サイトは「こちら」
(c)2005 BROCCOLI/GungHo Online Entertainment,Inc./HEADLOCK Inc.
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