ほぼ週刊「信長の野望・革新」最新情報 今週は”技術革新”について
毛利水軍に対し,織田水軍が"大筒"(兵器系統の技術)を搭載した"鉄甲船"(水軍系統の技術)で反撃しているところ。毛利軍のほうが数では多いが,どうやら織田軍に軍配が上がりそうである
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3月25日の発表以来,ほぼ毎週のように新情報が出てきている,人気シリーズ第12弾「信長の野望・革新」。今週明らかになったのは,本作のメインフィーチャーの一つといえる,"技術革新システム"だ。 簡単にいえば,これは「Civilization」や各種RTSでお馴染みの,技術ツリーのシステムに似たもの。ただしこちらはツリー構造にはなっておらず,最初から8系統(足軽,騎馬,弓,鉄砲,兵器,水軍,築城,内政)が用意されていて,それぞれ研究を進める(特定の施設を建設して,"技術"コマンドを実行)ことで,新たな技術を発見/発明していく。研究によって獲得できる技術は,80種類以上におよぶとのことだ。
なお獲得できる技術の種類は,基本的にすべての大名家で同じ(ごくわずかに,大名家固有の技術もあるようだが,「現段階ではこれ以上は……」と同社広報)。ただし,大名家ごとに"獲得しやすさ"が違い,例えば織田家なら"鉄砲"が,武田家なら"騎馬"および"内政"が発見/発明しやすい。 また,他家に先駆けて新技術を獲得することで,その大名家の名声が高まるという要素もあるようだ。
では画像を交えて,いくつかの技術を具体的に解説しよう。
●鉄砲系統の技術 織田家が得意とする技術系統。鉄砲隊は攻撃力が凄まじく,この技術を極めれば,陸戦では敵なしとなれるだろう。 技術力が低くても編成できる"鉄砲隊"は,やはり攻撃力こそ高いものの,機動力に難あり。しかし鉄砲の研究を進めて"馬上筒"の技術を獲得すれば,騎馬鉄砲隊が編成可能になる。これならば,機動力が高く攻撃力が高いという,理想的な部隊となるだろう(同数の軍馬と鉄砲が必要であるため,コストも高いわけだが)。
●内政系統の技術
信長の野望シリーズでは,"内政"は忘れてはならない重要な要素。もちろんそれは本作も同じだ。 内政系統の技術として現在公開されているのは,画像にある"二期作"のみ。ただおそらく,("信長"の野望だし)"楽市楽座"などもあるのではないだろうか。 ちなみにこの二期作について一応説明しておくと,通常は秋のみである水田からの兵糧収入を,春にも得られるというもの。当然この技術を獲得すれば,1年間を通じての兵糧収穫量が跳ね上がるわけだ。
二期作獲得前(左)と,獲得後(右)。春の収穫が倍以上になっている
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●築城系統の技術
これも読んで字のごとくで,築城に関する技術。難攻不落の城を築くには,この技術が必要だ。新たな技術を獲得するたびに,より城の防御力を高められるというわけ。 下の画像は,左が織田家清洲城の"before",右が"after"で,これは"石垣"を設置した状態だ。弓隊の"斉射"を防いでいる模様。 これら,獲得した築城系統の技術は,内政コマンドの"改築"を使って城に施せる。
●水軍系統の技術
この系統の技術は,海戦に特化したもの。本シリーズでお馴染みの"鉄甲船"など,新たな艦船を建造するために必要な技術だ。 なお,例えば鉄甲船であれば,技術を獲得後に"鉄甲船造船所"が建設できるようになる。造船所を建てたら,(お金の続く限り)自由に増産しよう。
"小早"は機動力はあるものの,さすがに陸上から大筒で攻撃されたら,ひとたまりもない(左)。しかし鉄甲船でリベンジすれば,敵の砲撃もなんのその(右)。十分に対抗できるようになった
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さて,このように"ほぼ"毎週情報が出てくることから,開発は順調に進んでいると考えて良さそうだ。今のところ発売予定日は"6月中"なので,早ければ2か月経たずにプレイできるかもしれない。 通常版で1万1340円(税込),プレミアムBOX版が1万3440円(税込)と決して安い金額ではないので,今からお金のプランニングを。
ところで,本日付けで公式サイト(「こちら」)が更新されている。内容的に注目すべき点はないが,"購入予定者"なら見ておいて損はないだろう。 ちなみにこのサイトには,以前からサラッと「本ソフトのご使用にはオンラインユーザー認証が必要です。(要インターネット常時接続環境:1Mbps以上推奨)」(原文ママ)と書いてある。これは,「Winning Post 7」や「真・三國無双3 ハイパー」で実装されて,(いろんな意味で)話題になった認証システムと同じものだろう。賛否両論あったようだが,コーエーの看板タイトルである信長の野望で実装されるということは,今後のコーエータイトルにはすべて同システムが実装される可能性が高い。 常時接続環境のないというコーエーファンは,早いうちに対策を考えたほうが良さそうだ。(Iwahama)
「信長の野望・革新」 →公式サイトは「こちら」 →紹介ページは「こちら」
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