[韓国ゲーム事情#364]Gravity社,第4回「ラグフェス」を正式に発表
Kimの韓国最新PCゲーム事情 #364
Gravity社,第4回「ラグフェス」を正式に発表(2005/6/17)
Text by Kim Dong Wook特派員
2004年に開催された第3回ラグナロクフェスティバル
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MMORPG「Ragnalok Online」(邦題 ラグナロクオンライン。以下,RO)の本家開発元Gravity社は,RO最大級のオフラインイベント「第4回ラグナロクフェスティバル」(以下,ラグフェス)を,7月17日にソウルのCOEX太平洋ホールで開催すると発表した。
ラグフェスは,(同社が主催する公式イベントとしては)2003年2月にソウルで初めて開催されて以来,今回で4回め。2004年に開催された第3回ラグフェスは,ROの対人戦トーナメントであるRWC(Ragnarok World Championship)を取り込んだ形で行われ,世界中から21の国や地域のファンが詰めかけて大きな話題となった。
今回のラグフェスは,「ラグナロクオンライン」「ラグナロクモバイル」「ラグナロクバトル」といったRO関連コンテンツを一度に見られるうえ,「至尊ギルド大会(※)決勝戦」や「ROコスプレ大会」,「RO映像フェスティバル」「RO Shopファッションショウ」などのステージイベントが盛りだくさんに用意されているという。 ※……韓国代表選抜戦 また同社は,ROのコアなファンに向けた上記のイベントと共に,「同人フリーマーケット」「コスプレゾーン」「モバイルゾーン」「初心者修練場」といったライトなROファンでも比較的参加しやすい空間も提供している。フィナーレでは,ヒップホップDJとダンスチームが参加する本格的なクラブパーティ「ラグマニアクラブパーティ」といった,オフラインならではの催し物も企画されているとのことだ。
この第4回ラグフェスの開催に伴い,Gravityは6月20日から7月8日まで,行事進行をサポートするボランティア「カプラ職員」を募集する。プレイヤーにはお馴染みであろうカプラ職員は,ROのゲーム内でプレイヤーをサポートする人気女性NPC。彼女に扮したボランティア集団は,東京ゲームショウやKAMEXなどのゲームイベントでも大きな役割を担い,来場者から好評を得ている。
ラグフェスは,2002年に日本のROファンが主軸となって開催して以後,形態を変えて世界中で開催されているイベント。最近では,タイのバンコクでROの正式サービス2周年記念となる「RO still sweet!」が,インドネシアでは「ROインドネシアチャンピオンシップ」の決勝戦と「ラグナロクフェスティバル2」が開催され,いずれも人気を博している。
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